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E-juku1st.Comの中学数・英問題集E-juku1st.Comの中学数・英問題集
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実力をつける中学問題集 高校入試に向けた中学3年間の勉強と実力の鍛え方が身につく
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問題集作成の動機と意図! 問題作成におけるコダワリとポリシー
どんな問題集なの? 問題集のレベル 「中1英語の学習の進め方 」

  中1・中2・中3(通年用)数・英問題集について
  数学問題集の具体的内容と構成  英語問題集の具体的内容と構成

図形問題に強くなるために!→ 中1&中2生算数の図形教室<B> 中3生:「入試図形問題の攻略」
英語の学力が下がってきた生徒に!→中1英語REVIEW 中学英語/1・2年の総復習&実力アップ
  トッポ先生オリジナル問題集一覧
1.中1〜中3(通年用)問題(日々の自立学習で実力を鍛える)
 中1数・英(通年用)問題集 中2数・英(通年用)問題集 中3数・英(通年用)問題集
 <新版>実力つける地理歴史の要点 <新版>入試理科の攻略(or理科の成績を上げる)
2.復習タイプ型問題集(中1後半あるいは中2途中からの利用)
 中1数・英REVIEWセット <新版>中1英語REVIEW <新版>中1英語の土台構築
 110%
 中1数学・再学習 中学数学/1,2年の復習 <新版>中学英語/1・2年の総復習
 &実力アップ
 中学1・2年英語の知識を再点検 <新版>中2英語REVIEW
3.実力テスト対策用問題集(自分の力で実力アップの勉強ができる!)
 <新版>中1英語の実力をつける <新版>中2英語実力テスト対策 中2数学の実力をつける 
 <新版>中3英語実力テスト対策<A>
 <新版>中3数学実力テスト対策
4.入試レベルの応用力の土台を磨いておく問題集(中1・中2のあいだに取り組んでおきたい)
 算数の図形教室<B> <新版>中1・2・3英語の実力強化by Toppo 
 THE 証明(
中2合同・中3相似)
5.先のことを考えて英語のハイレベルな実力強化を目指す問題集
 トッポ先生の入試英語攻略・STUDY Aクラス英語(中2編) Aクラス英語(中3編) 
 Aクラス英語(難関私立高校編
6.高校受験対策用問題集(公立トップ校受験生に多く利用されている問題集)
 入試図形問題の攻略 Version5 <新版>公立入試英語の攻略 <新版>公立入試数学
 の攻略
 <新版>入試理科の攻略or理科の成績を上げる <新版>入試社会の攻略
 入試国語の実践演習
 
7.公立・私立中高一貫校生徒のための問題集
 総合中学英文法ゼミ 総合中学数学演習ゼミ
8.学力評価テストなど
 中2学力評価テスト 中3学力評価テスト 中3/11月テスト対策 中学数学/ミスと弱点
9.小学生(5・6年生)用問題集
 力のある算数 <新版>小学算・国の学力充実 力のある社会 算数の図形教室<A>
 
小学5・6年英語(単語&基礎英文)
10.高校1・2生用問題集
 <改訂版>大学入試合格英文法 中学英語をやり直す問題集
上掲E-juku1st.Com問題集の内容と利用方法の概略について、もうすこし知りたい方説明ページ

中1数・英(通年用)問題集
 (通年用英語問題集)

入試図形問題の攻略Version4
 (入試図形問題の攻略)

<新版>入試理科の攻略
 (<新版>入試理科の攻略)



 生徒がよく利用して学習しているページ実力をつける中2英語・中3英語

実力をつける中1・中2・中3英語    高校入試における数学問題で実力確認
中学英語の演習プリント?実力つける中1英語(46枚)、実力つける中2英語(43枚)、実力つける中3英語(43枚)。日々の学習と定期テストに向けて、とても多くの生徒が利用してます。 入試数学で最も大事なのが、図形問題に対する能力です。中1・2生はその応用問題をこなす土台の知識が身についているか、中3生は実際どのレベルまで解けるか、そこが自己確認できます。
   小6生から中3生まで対象。 簡単な実力確認テスト
実施時期は11月から翌年1月までのものになりますが、小6生は算数と国語、中1生から中3生までは英語と数学の学力チェックができます 英語と数学、社会など、比較的短時間かつ簡単に自分の学力を診断で切るものを集めてみました。

    1.中学英語演習(無料演習問題)  3.学力評価テスト(12月実施用)
実力をつける中1英語

実力をつける中2英語

実力をつける中3英語
HP開設以来ロングランになる英語演習プリント。推定になりますがおそらく1万人以上の生徒が利用している、実績豊富な問題群です。トッポ先生の英語で、実力をつけてみてください。
というか、わたしの問題集との比較でいえばこの程度の問題量で英語ができるようにはすぐにもなりませんし、暗記もまだまだ不十分です。もっともっと地道で豊富な演習を積み、そして暗記の作業にも時間をかけねばなりません。あくまで自分の英語力を客観的に知るきっかけと英語の勉強のしかたを改善する材料になれば、と考えている次第です。
小6実力評価テスト(公立中学に進む前に)

中1実力評価テスト<11月・12月実施用>

中2実力評価テスト<11月・12月実施用>


中3実力評価テスト<4回・最終用>


 2.入試数学の土台と応用  4.ブログ関係のテスト問題
まず基礎の図形力をみる確認問題
   (4問で制限時間30分)
・算数の図形問題5問-解説と評価

・合同証明に関する問題
   (3問〜各問制限時間15分)
2次関数(1問で制限時間15分)

公立入試図形問題(1問)

トッポ先生の公立高校・入試図形問題
 解説
 (1問で制限時間15分
数学定期テスト対策(中1・2・3)
   (ただし、1学期の中間テストのみです)

英語実力診断テスト
   <中2生&中3生用>
中2英語実力確認テスト(11問)
   Aクラス英語(中2編)より
中3英語実力確認テスト(1・2年)
   Aクラス英語(中3編)より
中3英語(入試実力判定)
    Aクラス英語(私立難関高編)より
社会地理実力確認テスト

社会の地理問題

  <たった1問から学べること>

暗記してる年代はいくつあるのか?


算数の学力診断テスト(10問)


高1&高2用(英語実力確認テスト)


 ご父母の方によく参照いただいているページ

中学生の学習のしかた
中学生の学習のしかた、勉強方法に関する約370のブログ
中学生の学習のしかたには400あまりのブログを載せています。
 生徒の成績の見方や実力の判断で、辛口の意見や厳しいアドバイスを多々していますが、学校や塾などでは意外とあまい認識や評価、究極本人のためにならないアドバイスが多いように思います。そこをできるだけ是正し、志望する高校に向けて学力的に何がまだ足りないのか、どうすれば確かな実力をつける勉強ができるのかなどを中心に意見を展開しています。
 中2生に向けて定期テストの点と実力テストの点・第2弾
 <定期テストの点と実力テストの点がなぜかくも違うのか?>
 2017年夏 
E-juku1st.Com問題集購入に関するF]AQ
問題集ご購入者の声・お便り(520)と
★トッポ先生のちょっと回答、あれこれ
」(100)
 どういった問題集がお子様の勉強にとってベストな選択なのか、また、これからどの問題集にとりくめば いいのかなど、これまでのご父母の方からの声や質問回答からぴったりの情報が得られることでしょう。
   中学生の学習のしかた CONTENTS<12分類> 説明ページへ トッポ先生のちょっと回答、あれこれ
1.中1生の勉強のしかたと知っておきたい
 こと
(15)
2.中2生の勉強のしかたと知っておきたい
 こと
(15)
3.中3生の勉強のしかたと知っておきたい
 こと
(28)
4.数学について思うこと(24)
5.英語について思うこと(12) 6.理科について思うこと(8)
7.社会について思うこと(24) 8.国語について思うこと(9)
9.小5・6生の勉強のしかたで知っておき
 たいこと
(10)
11.問題集作りのなかで思ったこと40
10.さまざまな視点による考察<A>〜<D>
<A>中1・中2・中3の勉強のしかたと知って
 おきたいこと
(76
<B>高校入試に向けた勉強と知って
 おきたいこと
(30)
<C>すこしは役立つかもしれないこと(47) <D>ほとんど役立ちそうにもないこと(16)
12.高校合格への体験談(12)   
 次男も、無事に志望校に合格することができました??数学、英語ともに、先生の問題集のおかげで、入試得点49点(50点満点)でした! 兄弟そろって、本当にお世話になりました!(愛媛県某公立トップ高校)
E-juku1st.Comの全 問題集の概要と流れ
先生の教材の英語、数学通年用の分ですが、いつぐらいまでにすべて終わらせて入試対策用の問題集はいつぐらいから本格的にやり始めるのがよいのでしょうか。まあ早ければ早いほうがよいとは思うのですが。あと、過去問というのはどの程度役にたつものなのでしょうか。<S様>

特別掲載(2025年3月5日と3月26日配信のメルマガより)〜期間限定〜
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 1.E-juku1st.Com の情報 NO.932<理科の勉強について>
 =================================
<勉強時間を増やさねば>

 「理科の勉強のしかた」についてではなく、「理科の学力」についておそら
く今後どういうことが予測されるか、そのすがたの内実と問題点について述べ
てみることにします。

 中学の5科目のなかで、ふだんの実力テストはもちろん、入試での平均点で
理科は、数学に並んで低い科目になるのがふつうかと思います。

 入試では、理科のシビアな実力が出るということです。できる生徒はできる
し、できない生徒はできない。どちらでもない真ん中あたりの生徒は、点数が
下がる。

 そんななか対象を上位層の生徒に焦点をあて書きます、これはなにも理科に
限ってのことではありませんが、入試問題の内容が比較的やさしいとみんない
い点数をとって差が出にくいものです。が、問題のレベルを意識的に上げると、
ほんとうの実力の差が、点数にすぐ反映されてくるものです。

 成績がいい生徒のなかで、数・英・国の3教科はできても、理科と社会とな
ると偏差値を下げている、また足を引っ張っている生徒は思いのほか多いです。
これは中1や中2のときはまだわからず、あるいは意識できず、というのは、学
校の定期テストでいい点数がとれているからに過ぎませんが、そして油断をし
ているわけではまったくないにしてもたしかな実力として身につけていること
とは必ずしも合致していないことが、中3になってようやくわかってくること
が多いからです。

 わかった段階でもっと勉強をすればいいことになりますが、しかし、このこ
とはふつうのことで、個々の特殊なケースは除き、ふつうの努力結果に終わる
こともまた多いのです。なんだか書いていることが抽象的すぎて意味がわかり
づらいかと思いますので、数学と理科に限定して具体的に書きますと、たとえ
ば次のようなイメージになります。数学はとても得意でかつ実力もある、しか
し理科は上記のような生徒、とあえてここでは仮定します。わかりやすいよう
にすべて100点満点とします。

・数学:96点(定期テスト)、92点(中3実力テスト)
   →95点(その後の努力結果の実力テスト)、85点(入試点)

・理科:95点(定期テスト)、72点(中3実力テスト)
   →84点(その後の努力結果の実力テスト)、80点(入試点)
 
 これをどう読むかですね。どちらもふだんのテストではいい点数をとってお
り似たようなものです。が、実力テストで大いに差が出ている。数学は努力結
果ですこし上がっているのに対し、理科はけっこう伸ばしている。いいではな
いか、となりますが、たしかにいいのです。さて本番の入試での点数。数学は
85点でした。努力結果の実力より10点ダウンです。これが数学でしょう。コワ
いです。しかし、この85点は、わたしからすればとてもすばらしくいい点数で
す。

 欲をいえば90点近くはとってほしかったですが、そのようにはいかないのが
数学です。これで正解です。さて、理科。努力結果の84点に対し、80点。実力
より4点低かったけれど、まずまずの点数がとれました。いいではないか、と
いうことなのですが、はたしてそうか?

 たしかに中3実力テストの72点からよく努力し、成績は上がりました。立派
です。しかし、欲をいえばというか、理科と社会はもっと点数を確保しておき
たいのです。公立トップ高を狙う生徒なら理科や社会は、入試で90点前後はで
きるだけとりたいものです。

 つまり、
「理科:95点(定期テスト)、88点(中3実力テスト)→95点(努力結果の実
 力テスト)、90点(入試点)」
 くらいの実力をつけておくのが、合格へのたしかな布石ではないかと思いま
す。理科(と社会)の確かな学力は、ふだんのテストの結果だけではなかなか
みえません。ほんとうの実力をつける勉強を、中1、中2からぜひ心掛けていっ
てほしいと思っています。

=================================
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.934 数学の図形分野についてnew
 =================================
<入試数学の問題の半分は、図形でしょう?!・・・> 

「数学って、なんだ?!」と、その質問の意味がどうもいまいちよくわからな
い問いにもし返答するならば、「それは、まあ、図形だなあ」と、これまた問
いの意味をよく斟酌することもなく、また的外れもお構いなく言いたいところ
です。

 昔はもうちょっと中学数学にもびしっとした言い方がありました。「代数」
と「幾何」です。わたしの場合、代数は、ふん、それがどうした、という気持
ちをいくぶん持っていました。しかし幾何には、気を抜くことができない、油
断するとひどいしっぺ返しがくる惧れがあると感じ、多少緊張感を抱いて問題
に向き合ったように思います。

 それに較べ、いまの中学数学の図形のありようは、どうも生温い。教科書然
り、学校の教え方と授業の進め方然り、そして公立中学生の図形能力然りです。
ところが、そんな事態にはお構いなく、入試数学の図形問題は決して生温くあ
りません。図形に対する直観力とダイナミックな思考を要するところは、いま
も見事に存在している。

 公立中学の数学全般の内容、そこに占める図形についてちょっと考えてみま
す。

 下に「図形」を習う期間を書いてみました。【 】で括ってある部分です。
 中1、2年は12ヶ月、中3は10ヶ月として、誤差はあるでしょうが、また春・
夏・冬の休みもあるのも考慮しなければなりませんが、しかし大体の習う時期
のイメージとその割合がおよそわかるかと思います。

 <中1>→ 1 2 3 4 5 6 7 8 9【10】【11】12
 <中2>→ 1 2 3 4 5 6 7【8】【9】【10】11 12
 <中3>→ 1 2 3 4 5 6 7【8】【9】【10】

 どうでしょうか?――― 少ないっ、ですね。あまりにも学習する期間が少
ないのです。

 ご存知かもしれませんが入試問題からみますと、その構成が仮に大問4問と
した場合、図形は2問(平面図形と空間図形)占めることが多いのです。大問
5問構成なら、確実に2問が図形問題になります。つまり、図形問題ができなけ
れば、入試数学で高得点はとれないということです! これは断言しておきま
す。高得点でなくとも、まあそれなりにという点数ですら、実際かなり厳しい
ことになる。図形が強くなければ、図形問題に強くならなければ、入試数学は
まず攻略できないということです。

(ちなみに大阪府の数学C問題の場合、大問3問構成で、大問1は小問集合(関
数も含まれる)、大問2が平面図形、大問3が空間図形になります。ほんとかう
そか全国の公立入試数学の問題のなかで、このC問題は一番難度が高いといわ
れています・・・。)

 数学の実力の「半分」は図形に在り、といっても過言ではありません。つい
でにいいますと、残りは関数がポイント。あとに来るのは新学力観とやらで、
規則性を見つける問題、日常の中の問題から数学思考を見る問題などです。お
いおい、計算はどうした? 文章題はどうなった? 

 小学校では文章題が苦手、中学では関数がいまひとつわからない、図形が弱
い、という声をよく聞きますが、じゃあ、数学の、いったいなにが出来るの?
!といいたい。入試数学から観た場合、「図形」と「関数(または(思考力を
みる問題)」で総得点の3分の2を占めますよ。この現実をよくよく認識してお
いて、中学数学の勉強に臨んでほしいと思います。

 各学年、最後のほうで図形を習うわけです。中1では正負の数に始まり、文
字式、方程式、正比例、反比例、そして、平面・空間図形、あとちょこっと資
料の整理などが入ります。学校の授業進度で考えますと、小学校から含めて考
えるなら、図形はなんとまあ呆れることに、ほぼ1年ぶりに勉強することにな
りますね。

 つまり、平均的な生徒ならゆうに1年間、頭のなかには図形なるものが、図
形をみる目と感覚、そして思考がまるっきり存在していない、まったく働いて
いないということです。ちょっと乱暴な表現ですが、それは、手を加えないほ
ったらかしの休耕田と同じ状態ではありませんか。その土壌は、かちかちに固
まってやせ細り、養分なんてほとんどないのに均しい。

 その図形センスなるものは、そうですね、中1生なら、立方体(の見取り図)
を描かせてみてください、1分もかかりませんから。条件は、ものさしを使わ
ずに手書きということ、また何もいわないと小さな図しか描きませんから(そ
れでは判別できない)、1辺3センチくらいの(それ以上大きくてもかまいま
せん)立方体、と指摘してみてください。

 その結果を、5タイプに別けてみましょうか。

1.「立方体」とは何なのかわからず、描けない生徒。

2.線が平行に描けておらず、立方体の体をまったくなしていない。

3.実線に対し、見えない部分が点線で描けていない。

4.立方体というより、どう見ても直方体にしか見えない。

5.ちゃんと立方体に見える。

 小学校で如何に適当で杜撰な図形勉強をやって来たかが、またそんなことと
関係なく、本人の図形感覚のあまりにも稚拙で未発達なのがわかるはずです。
4ならまだいいほうで、半数以上の生徒が2だと推測しますが。さて、どうでし
ょうか? 5だけが、まともな図形能力の基本を有しています。

 これに比例するかのように、1年ぶりで習う中1の図形の内容はというと、忌
憚のない正直な感想を言わせてもらえば、ほんとお粗末でたいしたことはなく、
平凡で発展性のまずない問題(通常の学校の授業内容ではの話です)、こんな
のによくもまあかなりの時間を費やすなあ、と思う内容です。たいしたことが
ないのに、勿体ぶって時間をかけ過ぎのような気がします。

 中2の図形単元から、やっと数学らしい内容になるでしょうか? しかし、
またしてもその間隔は、8ヶ月ほど開くのですね。これはおかしいですよ。ほ
んのちょっとだけ図形の基礎、底辺なるものを中1で齧ったにすぎませんが、
生徒の頭はまたしても図形から遠のき、中断されてしまうことになる。つまり、
この不連続性のため、かなりの数の生徒が、中2の2学期の時点で満足な図形の
知識も持たず、じゅうぶんな思考もできず、苦手な分野となってしまいます。

 当前ですよね、これだけ間隔があき、上っ面の図形しか演習していないので
すから。その中2の内容ですが、図形でもっとも重要な「相似」が、いまは中3
に移行しています。これはどういうことかというと、相撲で譬えるなら、横綱
が消えてなくなったに均しい。「合同」とその証明なんか、3ランク下の小結
以下でしょう。また習う内容は浅く(それでも証明には、生徒は大の苦手とし
ますが)、応用、発展の問題は、入試の観点でいうなら、あまりに少なく奥行
きもほとんどない。

 図形の頭は、あまり休めないほうがいいのです。がしかし、また中3になる
と、その間は開き、学校ののんびりしたペースでみると、9ヶ月ほど習わない
ことになります。ひどいも何も、生徒は証明はおろか平行四辺形の定理ですら
忘れていますよ。このような状態で、図形ができる筈がないではありませんか?
基礎的なことはなんとかわかっても、応用になると、つまり入試問題でみると、
からっきしダメになる生徒のあまりにも多いこと・・・。

 このことは学校の定期テストではまず判断できませんから。厳しい言い方に
なりますが、図形に関するかぎり、定期テストの点がたとえ85点でも94点でも、
それがどうした、いったい何?と思っています。入試問題の図形は、そんな基
礎のテストの点数では決して計れないことを、経験で嫌というほど味わってき
ましたので。図形には強い、そこそこ図形能力があるなあという生徒も最終の
篩にかけると、残念ながらさらに減ってしまうのです。

 さて、このことは措いて、中3の2学期後半から「相似」「3平方の定理」の
勉強です。これに「円」が加わり、「図形と計量」の単元があります。まさに
入試図形問題が産み出される宝庫です。

 これを学校ではたかだか3ヶ月ぐらいで授業するわけですから、それも応用
や難しい入試に出る問題はできるるけぎり敬遠し避けて、基本だけを学校で教
わるだけですから、入試図形への対応もなにもまるっきりないと考えておいた
ほうがいい。このことを、ここで指摘しておきたいと思います。

 時間をあまりかけないでもいいのに、基礎だからといって時間をかける。時
間をかけてやらねばならないときに、なんら応用やその解説をすることもなく
時間もない。これが現状の学校での図形勉強の姿です。矛盾していますね。お
わかりになると思いますが、これではまったく図形能力は育たない。

 図形の頭はあまり休めないほうがいい。図形に接する時間を中1からもっと
多く持ち、中2でもいろんなタイプの問題演習を積み、あまり休める期間を設
けず少しずつでもいいので絶えず図形問題を解くこと。中3からではなく、中1
や中2の段階で、できる応用問題にもチャレンジし、問題を解き、そして思考
する癖をつけること、そのなかで解法のポイントを知り、解くノウハウを吸収
し身につける訓練を重ね続けることが入試数学を攻略する大事な布石となり、
また重要な鍵になると考えています。


 ※E-juku1st.Comで図形について利用し勉強されている問題集は、
  下のふたつが中心です。
===================================
・「算数の図形教室<B>」←中1生&中2生対象
・「入試図形問題の攻略Version5」←中3生対象 

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   更新日:2025年4月1日