E-juku1st.Comの中学数・英問題集実力をつける中2英語・中3英語 by Toppo先生
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実力をつける中2英語 高校入試へ向けて) 実力をつける中3英語 (高校入試へ向けて)
中2英語のなかの項目によっては、中1で学習するものが1部あるかと思いますので、それはご自由に選択してみてください。
1. 中1復習VOL.1 1. 1,2年の復習 VOL.2(ややアップ)
2. 中1復習 VOL.2(やや、アップ) 2. 受動態VOL.1
3. 過去形(不規則動詞) VOL.1 3. 受動態VOL.2
4. 過去形(不規則動詞) VOL.2 <be 動詞含めて> 4. 受動態 VOL.3(by 以外の前置詞)
5. 過去形(不規則動詞) VOL.3 <過去進行形含> 5. 受動態 VOL.4(by 以外の前置詞<続>)
6. 「be動詞 +形容詞+前置詞」集中特訓 :6. 受動態 VOL.3 (まとめとプラスα)
7. 「疑問詞のある疑問文」集中演習! 7. 現在完了形VOL.1(継続用法)
8. 未来形VOL.1VOL.1 8. 現在完了形VOL.2(完了用法)
9. 未来形VOL.2 9. 現在完了形VOL.3(経験用法)
10. 時制(現在・過去・未来・進行形)のチェック 10. 現在完了形中心 VOL.1
11. 時制総合VOL.1 11. 熟語 VOL.1(be 動詞+形容詞+前置詞)
12. 時制総合VOL.2 12. 1,2年の同意文総まとめ[50個]
13. to 不定詞・解説 13. that 節
14. 不定詞VOL.2(副詞的用法と名詞的用法) 14. 夏休み対策VOL.1【疑問詞のある疑問文】
15. 不定詞VOL.3(形容詞的用法も加えて) 15. 夏休み対策VOL.2【文の書き換え50問
16. 不定詞VOL.4(3用法の総確認) 16. 夏休み対策VOL.3【並べ替え中心】
17. 夏休み明けテストの実力チェックVOL.1 17. 夏休み対策VOL.4【和訳&英作】
18. 夏休み明けのテストに備えてNO.2 18. 夏休み対策VOL.5【応用の中の基本】
19. 助動詞(can,will,shall,must,may) VOL.1 19. 夏休み明けのテストに備えてNO.2
20. 助動詞(前回+should ,had better) VOL.2 20. that 節、中心の復習
21. 会話表現 21. 文型(第5文型・第4文型)
22. 文型(第4文型と第5文型) 22. 不定詞(2)とIt …to 〜構文
23. 付加疑問文 23. so 〜that ・too 〜to 構文
24. 動名詞VOL.1 24. 間接疑問文・疑問詞+to 不定詞
25. 前置詞のまとめ 25. 関係代名詞(主格) VOL.1
26. 動名詞の発展と不定詞の確認 VOL.2 26. 関係代名詞 (目的格・所有格)VOL.2
27. 接続詞(1回)と動詞+形容詞 27. 関係代名詞 (that の特別用法・他)VOL.3
28. There is 〜構文 28. 分詞の形容詞的用法
29. 二重目的語(再度、復習) 29. 前置詞のまとめ(中2レベルまで)
30. メルマガでの英語学習のしかた 30. 私立入試【 接続詞(基本の確認) VOL.1 】
31. 名詞・冠詞・代名詞 <補足VOL.1> 31. 私立入試【 接続詞(応用の確認) VOL.2 】
32. 形容詞・副詞 <補足VOL.2> 32. 私立入試【 前置詞の猛特訓 】
33. Itの用法・命令文復習<補足問題VOL.3> 33. 私立入試【 同意文 】VOL.1
34. 実力診断テスト【冬休み特別編】 34. 私立入試【 同意文 】VOL.2
35. これまでの復習<中2の1学期・2学期> 35. 私立入試【 整序問題 】
36. 不定詞の3用法 VOL.2(復習確認) 36. 私立入試【 対話文・選択問題 】
37. 比較 VOL.1(原級・比較級・最上級の基本) 37. 私立入試【 完成問題・正誤問題 】
38. 比較 VOL.2(原級・比較級・最上級の応用) 38. 私立入試【 単語問題・対話文最終確認】
39. 比較 VOL.3(まとめと“応用”) 39. 公立入試対策編VOL.1
40. 接続詞(2回) VOL.2 40. 公立入試対策編VOL.2
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42. 中2文法の復習と熟語特集VOL.2 42. 公立入試対策編VOL.4
43. 1,2年の復習 VOL.1 43. 公立対策特別編(自由英作文へ30問)
60. 仮定法と使役動詞letとhelp
100, 公立入試英語対策 by ToppoNEW
101 公立入試英語対策 2回目 by Toppo NEW
102 公立入試英語対策 3回目 by Toppo NEW

特別掲載(2025年5月11日配信のメルマガより)〜期間限定〜
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.937
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 理解と暗記について VOL.1&2 <理解を支え、持続させるのは暗記>
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<勉強には「理解」と「演習」と「暗記」>VOL.1

 理解と暗記について、今回述べてみます。

 勉強していく上において、理解をするのは基本です。こんなことはわたしが書くまでもなく誰だってよくわかっていることです。

 では、理解したから問題が解けるのか、理解したから暗記も深くなるのか、理解したことはすべて実力に繋がるのか――。

 ここがですね、一般にはどうもさまざまな問題点と、また誤解を含んでいるように思います。

 新しいことを習う。しかし、これも厳密にいえば、ほんとうにそれまで知らなくまっさらな状態で習うものもあれば、過去に習ってきたものを踏まえて、幅を広げあるいは深さを増して習う内容のものもあります。まあこれは余談ですが、この前者の割合が多く後者の割合が少ないのが、一般に、小学と中学の学習のあいだの関係であり、前者より後者の割合がぐんと多くなると感じるのが高校での学習内容でしょう。そしてその学習量と知識量、難度や消化スピー
ドの違いなどにより、かなり面食らう(?)のが高校の授業です。

 話を中学段階に戻しますが、この新しいことを習うに際し、昔の授業でわたしらが学習した行為は、あくまで授業の「説明」を聞くものであって、「理解」と「暗記」は自分でするものだ、という意識と態度がすくなからずその根底にあったように思います。もちろんその説明の背後には、教師による生徒への理解のさせ方や指導上のみえぬ苦労は多々あったにしても。

 その「理解」と「暗記」が自分でじゅうぶんできない生徒は成績が悪く、じゅうぶんできる生徒は成績がよい、という単純な図式があっただけです。それがいまや、学習内容が中学でもずいぶん減らされたにもかかわらず(注:数学と理科は、ゆとり教育の揺れ戻しで増えました。しかし、それでも昔と較べるとまだまだ少ないです)、生徒の理解力は低く暗記力も弱くなっている現実に首をかしげているのは、わたしだけではないでしょう。

 ところが、一方の現実は、学校でもテレビまたネット上でも先生が生徒に教えている場面に出遭いますと、それは不思議なことに国語ではなく理科でも社会でもなく、算数または数学の授業になることが圧倒的に多いでしょう。その授業のねらいは、生徒にいかに「理解」させるか、この一点に集約されているかにみえます。理解に重点とすべての価値を置き、まったく不必要と思えるほどていねいに説明をし、生徒に考えさせる時間をずいぶん多くとっています。

 さらにいまの生徒の多くは、学校の授業以外に塾に通って勉強をしているわけですから、当然そこでも新しいことを習うに際し、単なる説明ではなくあれこれポイントやコツを教えてもらい、また理解させてもらっているわけです。

 学校では十二分に考えさせられる時間を与えられ、新しく習う基礎の知識の理解にこれでもかというほど重点を置いた授業を受ける。塾では十二分に考えさせられる時間はないにしても、その代わり、同じ内容の理解をポイントやコツを交えて教えてもらい、効率よくそして要領を得た知識をつけてもらうことになる。

 それゆえ、授業を受けたその場では、生徒本人は理解したと思うのは当然であって、新しい内容の問題をすらすら解くことができるのはなんら不思議なことではありません。ここに、ひとつの落とし穴があるのではありませんか? 

 つまり、本人は理解したと思っているから。この意識と感覚で勉強を進めている生徒が、いかに多いことか・・・。しかしその理解の姿と内容は、自分の頭を痛めて考え奪いとったものではなく、ただ手を前に差し出して、たまたまそこに載せてもらったに過ぎないものだから、すぐに手の指のあいだから落としちゃうんですね。

 こんなんでたとえ定期テストレベルではいい点数がとれたとしても、あくまでそれは基本のレベルの問題に対してであり、それですら時間がたてばあっという間に磨り減って、学力が凋んでしまう生徒はほんと後を絶たないでしょう。

 1,2年のあいだの実力テストというものの正体は、まだ基礎と基本的な知識を連結あるいは寄せ集めたに過ぎない。それでもふだんのテストよりガクンと成績が下がる生徒の多くは、その大きな原因として、「理解する学習とその周辺」にとどまっているだけではないか、とわたしは分析している。

「理解したから問題が解けるのか、理解したから暗記も深くなるのか、理解したことはすべて実力に繋がるのか」 と、上述しました。この3つを別けていうと――。

 理解したから問題が解けるのか、がはっきりするのは、習ったそのときではなくて、だいぶ時間が経ってからのことでしょう。 理解したから暗記も深くなるのか、は一般の常識(?)と外れて、関連性は思うほどないよ、と思っています。

 理解したことはすべて実力に繋がるのか、もまったく生徒の勉強の姿、現実を観ていない問いにすぎない。
 
 理解は勉強の目標でも中心事象でもない。ここでは小さく、狭く限定するが、勉強の目標は一度習ったことはすべて覚えてしまい、その知識を実力として蓄えることである。1を習えば1を、5まで習えば5の力を、10まで習えば10の力を、そして100まで習えば100の実力を有することである。そういう実力を備えていくには、「理解」と「演習」と「暗記」の3つの学習をじゅうぶん意識して積んでいくことだろう。またこの3つをセットにして学習していかなければ、その学力はじゅうぶんなものは得られない、と思って間違いない。いずれのひとつが欠けても、いずれのひとつが弱くても、まともな実力は形成されないのである、とほぼ断言しておきたい。

 このことは、5教科すべてについていえる。いまの学校の授業内容というものは、あらく表現するが全体を10とすればそのうち6,7の割合が「理解」に費やされ、残り3,4の割害が「演習」にまわされているのではないだろうか? それにも関わらず、応用ではなく基礎の理解すらできていない生徒、時間が経つと基本の知識すら抜けて忘れてしまう生徒、あれほどしっかりと理解はしていたはずなのに問題の解き方や注意点がぼやけて自己流になったり、雑になったり、そして同じミスを何度も繰り返したりする生徒など、その現象と度合いはまちまちながら、いずれの場合もまともな実力形成は為されているとは決していえず、これらすべて含めると、その割合は半数どころか軽く4分の3を超えている。
 
 ここでは教える側の問題点と欠陥、そして改善すべき点を指摘しても(大いに指摘したいが)なんら有用性はないので、学ぶ側のそれらを指摘するが、いや、すでにじゅうぶん明記しているのだけど、もう一度言及する。

 勉強には「理解」と「演習」と「暗記」の3つの容が伴っていること。いずれかひとつ欠けても、いけない。いずれかひとつ不満足なものがあってはいけない。わたしの場合、これら3つを同等に扱っている。でも、数学と英語では違うでしょう、理科と国語では違うでしょう?――。いいえ、同じです。どれが欠けても成り立たない。まったく同じ価値です、とあえていいたい。

 では、生徒の勉強で欠けているものとは、なにか?

 それは、「演習」と「暗記」でしょう。ただし、「理解」も実は、足りない。理解は、ほんとにやさしいことは除いて、初めに一度だけでできるものではないでしょう。つまり、初めに人から教えてもらってわかる理解はまだ薄っぺらなもので、まだ自分のものにほんとうになっていないところがたぶんにあり、自分の頭で再度考えることが大切でしょう。さらに演習を通して知る理解、徐々に深まっていく理解もあります。また暗記をしてる最中に、新たに得る理解だってなかにはあるんです。新たな内容の初めにだけあると区切らないことが大切なんです。

 さて「演習」と「暗記」。
 演習している量、これがやはりまだ全般に不足しているように思います。ただこれは、絶対基準というものがなく、生徒の能力によってどこまで増やせばいいのかという単純な図式はなく、それ以上に、その演習を通して生徒が何を学ぶか、学び取るか、その目的意識と作業のなかの集中度や取り組む姿勢にこそ直すべき課題があるのであって、共通した土俵では言えないところです。また単純な繰り返しだけでもダメで、絶えず考えながら問題にあたるという、そして基礎からある程度応用までを含んだ問題構成のなかで演習するという、そういう環境が与えられた問題集(ここですみません、宣伝。E-juku1st.Comの問題集はすべて、この点に留意して作ってあります。失礼いたしました)で、勉強するのが望まれます。これらの条件と状況を踏まえた上でもなお、演習している量が、多くの生徒にはまだ不足しているのは否めないところでしょうか。

 最後に「暗記」。
 実はこれが今回、もっともいいたい点、主張しておきたいことかもしれません。いまの小・中では「理解」が主役で、「暗記」は脇役どころか日陰に追いやられているような、存在の薄い印象を受けますが、これをもっともっと大事にしてもらいたい、そして真剣に取り組んでもらいたいと思っています。わたしの想いで書きますと、学習全体(10として)、いや実力をつける勉強の中身全体でいいますと、「理解」:「演習」:「暗記」=2:4:4の比重くらいになります。

 ネット上の或る記述に、次のようなものがあります。学校でも塾でも問題集のなかの説明でも、このように考えている人は主流かと想われますので、その一例として。

「繰り返して練習するよりもさらに忘れにくい方法、それが『理解する』ことです。そのためにただ暗記するのではなく、常に「なぜ?」そうなるのかを考えるようにしましょう。理由がわかれば「なるほど!」と納得できます。このように納得して憶えたものは単純な暗記と違って 忘れる率が大幅に低くなります。特に中学生から高校生にかけて脳の発達段階が単純な記憶から理解し納得する記憶へ移行して行く時期なので、理解し納得する学習は非常に合理的で効果のある勉強法なのです。 さらに、丸暗記は単純でつまらない作業ですが、理解し納得する学習が身につくと達成感があって勉強の面白さがわかってきます。」
 
 まあアホらしくて、まともに語る気にもなれないのですが、そこはぐっと我慢し、もうすこし書き進めてみます。

 この人は理解することが忘れにくい暗記の方法だと書いています。なぜそうなるのか、常にその理由を考え、なるほどと納得し理解したものは、非常に合理的で効果のある勉強法だ、とも書いています。

 しかしこれは、勉強の入り口の論理で、理解するなんてことは、勉強する上において当たり前のことでしょう。理解したそのあとの結果は、どうなんだ?! 理解することが忘れにくい暗記の方法なら、生徒はみな、中3の実力テストで平均点が45点になるようなひどい点数をとらないと思うけれどね。

 また、なぜそうなるのかを常に考えることはとても大切ですばらしいことだが、それが合理的で効果のある勉強法である実証はなんら示しえていない。わたしのお粗末な体験からいっても、それはいっさい見い出しえない。勝手な理想や理屈を抜きにしてあくまで現実のなかで捉えるけれど、いったいどのくらいの生徒がこれをやっているのか。というより、こうしたことをなしえる能力と余裕が生徒にあるのかを、この者は果たしてどれほど「理解」、知悉しているのだろうかと、むしろ根本的にこの認識力を疑う。

 中学生から高校生にかけて脳の発達段階が単純な記憶から理解し納得する記憶へ移行して行く時期というのも、どうも半分ほどの事実しか押さえていないのではないか。

 高校でいうなら、われわれは、たとえば英単語や熟語、構文まで、どれだけ単純な記憶をしなければならなかったか、ちょっと憶いだせばすぐにわかるだろう。日本史世界史の事象、年代の暗記、あれを理解し納得する記憶と呼ぶのだろうか。まだまだあるがやめておきます。つまり、両方の記憶が要るんです。物理や化学、自分でいうのもなんですが、まあ得意でした。しかし、相当に理解し、努力して納得し暗記もしました。でもですね、その数々の理解や納得はどこかにキレイさっぱり吹っ飛んでしまって、わたしなんぞいまやその残滓も残ってはおりません。

<理解を支え、持続させるのは暗記>VOL.2

 丸暗記は単純でつまらない作業と書いておりますが、果たしてそうか?!

「暗記」のなかのひとつして「丸暗記」があるかと解釈しますが、この言葉には負のイメージのレッテルが貼られていて、たとえばテスト前の一夜漬けのようなその場しのぎの勉強がイメージされるので、これをまったく否定するつもりはわたしにはありませんが、あくまでわたしの使用する暗記は、それ以外のふつうに行われるさまざまな暗記と捉えていただきたい。

‘暗記’は単純でつまらない作業です。この文章で正しいのは、‘暗記’は単純で、までであろう。単純であるがゆえにつまらない、と思うのは、もちろん自由だけど、単なる主観であって、この主観の位置にあえて立てば、わたしは‘暗記’は単純だけど別にキライではない、むしろ好きなほうかもしれない、となるかな。

 世のなかには、わたしらが一見単純でつまらない作業に思えるようなことを気の遠くなるほど延々と続けて、また積み重ねて、その規模の大少関係なく壮大にものをあるいはほとほと感心する作品を創りあげる人が、多数いますよね。

 人体に悪い影響を及ぼさないため化学肥料をあまり使わず、そのため腰を屈めて採っても採っても毎日のように伸びる雑草と格闘し続ける農家の人の話。これを単純でつまらない作業とは誰も考えない作業もあるでしょう。単純な実験と調査を数年も繰り返してやっと製品化にこぎつけるものもあるでしょう。このようなことをちょっと思い浮かべればいくらだってありそうですが、そもそも我々の日々の生活のなかですら、食事作りから掃除、洗濯、その他家事全般、単純といえば単純、しかしほんとに大切な作業の繰り返しをつまらないとは思わず(ときに思うことがあっても)、ふつうにまた懸命にやっていることでしょう。

 ゆえに、というわけではありませんが、そんな道理を書くまでもなく、‘暗記’を単純でつまらないと感じるのは、勉強に手間と時間をかけたくないだけの単に甘ったれた感情の部分が大きい、とわたしは思っています。もし単純な作業をつまらないと思うなら、勉強だけではなく多くの仕事にも上面だけなぜてその大事さに気づかないことになるだろう。

 さて、「この文章で正しいのは、‘暗記’は単純で、までであろう」と書きましたが、ほんとうのところ‘暗記’は単純で、とは考えていない。よしんば単純であっても、そこにいろいろと工夫をしたり、気分の転換を図る術を採り入れたら、ずいぶん面白く取り組めるのだ。新しいことを理解し、納得することだけが、勉強の面白さではない。

 そこを教えたり実際の学習のなかで折に触れてアドバイスをしたりする教師はほんとに数少ないだろうし、また期待することも難しい。その具体的方法(即ち、奇抜なものではなく平凡なことです)を2、3例を挙げてみてもほとんどたいした意味はない。なぜなら、たとえわかったとしてもやるかどうかは本人次第であろうし、勉強に手間と時間をかけるという当たり前の心根、気持がまずその根底にあって成り立つであろうから。つまり、生徒自身が自分に適ったものを見つけ、改善と工夫を積み重ねて実践していくことが、なにより求められるのでしょう。

 これができないから、またはわかっていないから、勉強のしかたをどうすればいいかとか、効率的な勉強のしかたやコツを教えてほしいとか、そんな大まかで実は捉えどころのない空虚な質問を、中3になっても(高校生でも)平気でネット上に溢れるほどしているのをみるけれど、嘆かわしいといわざるをえない。

 上のVOL.1で学習全体を10とした場合、ほんとうに実力をつける勉強のあり方でいうなら、「理解」:「演習」:「暗記」=2:4:4の比重くらいになると書きました。しかし理解を支え、持続させるのは暗記でしょう。これがわかっていない。演習のなかでも暗記は深めていかねばならない。これもわかっていない生徒は多い。暗記のための暗記もときに泥臭く無心にしてゆかねばならない。3つの学習に跨って、暗記は学習全体を支えているのである。その結果持っている力が、実力でしょう。

 以上、今回述べた内容が、学習を進めていく上でのなんらかのヒントまたは反省を加える視点の材料にすこしでもなればさいわいとするところです。

 中2生のご父母の方からのお便り(一部)
お世話になります。中2の英・数の問題集、届きました。ありがとうございます。
娘は英語はいま「疑問詞のある疑問文」を終えたところです。問題集をはじめたころはプリント1枚をこなすのも時間がかかって大変でしたが、夏休みに毎日1枚ずつこなしていったら格段に問題が早く解けるようになりました。2学期の中間は99点で学年で1番でした。娘は先生のプリントのおかげだと言っております。数学はまだまだ計算力がしっかりしてないようでテストの点も上がったり下がったりしています。今は余りのある割り算100問をタイムを計ってやってから、先生のプリントを毎日少しずつこなしていっています。先生の問題は1つ1つよく考えて作ってあるなー、すごいなーと娘とよくいっています。これからも先生の問題で力をつけていってくれたらと思います。
昨年は中1通年用の問題集を購入しましたが、娘も部活と塾に忙しく、なかなかすべてを使いこなすにはいたりませんでした。そんな中でも、英語の一般動詞、Be動詞やってよかった。やらなかったら、ごちゃごちゃでよくわからないままだった、だから中2英語の問題集はないと困ると申しております。数学に関しては、テスト対策は絶対欲しいとのこと。(これをやると安心して学校のテストにのぞめるらしいです。その学校の定期・実力テスト・数学は、100・94・98・98・100・100・96) あと不安な単元は、先生の問題集に助けられていました。 半年前に算数と中1英語をお願いした○○と申します。中学生になり、遅くなりましたが、やっと中1数学にとりかかる準備が整ったので、お願いします。英語の方は、トッポ先生のおっしゃるとおり、出来たつもりになっておりますが、英作文になると間違いが多発しています。これではせっかくの先生の良い問題集の意味がなくなってしまうと、先生の問題を全て、英作文にするということを、今はしております。<中略>まさに先生のメルマガをじわじわと実感しながら娘の学習過程を見ています。私も何がどうなってわからないのか、知りたくなり先生の問題を解いているうちに、すっかり先生の問題集にとりつかれ、毎日楽しく学習しています。今回の中2数・英は私の学習用です。娘は中1をもっとしっかり固めてから中2に進ませますが、私の方がそこまで待てませんので注文します。
娘は、先生の中2の数英問題集を毎日少しずつ進めるのが習慣となり、成績も安定してトップの成績をとるようになっています。先生の問題集のおかげだと親子ともども感謝しております。英語は中2のthat節を終えるところです。数学は授業より少し早いくらいのペースでいま連立方程式を終えたところです この1年、中1英・数(通年用)に取り組み、学年トップクラスになることができました。ありがとうございます。他の問題集では得られない質と量、そして勉強に対する姿勢も教えていただいたようです。「わかる」から「できる」ようになるには、自分にはトッポ先生の問題集が欠かせないと言っております。コツコツと努力を重ねれば自分にもできる、という自信も持つことができました。2年生用の数・英問題集をよろしくお願い致します。 妹尾先生 ご連絡が遅くなりました。「中2英語問題集」を受け取りました。中2の娘は、ずっと塾に通うことを拒んでいます。高校受験を見据えた時、この先、家庭でどのように学習を進めていったらよいか不安で堪らず、縋る思いでこの問題集を注文しました。実物を手にした今、これまで市販問題集で取り組んできた学習では、練習量が全く足りないことを実感しました。途中で投げ出さず、最後までこつこつがんばるよう、励まし、見守りたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
「学校のテストではつねに95点前後と取っており基本とやや応用までは身についているようですが、プラスアルファの文法力と単語、熟語力、そして構文暗記などの学力がいままでに、じゅうぶんな問題演習をとおして訓練があまりできていないように思えます。」まさに、そのとおりです。妹尾先生の英語のメルマガに出会わなければ、偏差値は、60前後に落ちていたと思います。では、娘と相談し、中2数英問題集を購入させていただきます。
定期テストの点数は、英語・数学に関しては、ずっと90点台をキープしておりましたものの、返却された答案をチェツクして「・・・・?。この子本当にそれだけの力がついてるのかな」と疑問に思う ことがありました。問題が簡単なこともありますが、誤答の内容が気にかかって仕方がありませんでした。先生のメルマガに出会い、早速テストをさせてみて、私の不安は、残念ながら的中していた ことが判明いたしました。<中略>実力の補強をしたい中2英語と、苦手単元のある理科の問題集を取り急ぎ申し込ませていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 お世話になります。中2の英・数の問題集、届きました。ありがとうございます。娘は英語はいま「疑問詞のある疑問文」を終えたところです。問題集をはじめたころはプリント1枚をこなすのも時間がかかって大変でしたが、夏休みに毎日1枚ずつこなしていったら格段に問題が早く解けるようになりました。2学期の中間は99点で学年で1番でした。娘は先生のプリントのおかげだと言っております。数学はまだまだ計算力がしっかりしてないようでテストの点も上がったり下がったりしています。今は余りのある割り算100問をタイムを計ってやってから、先生のプリントを毎日少しずつこなしていっています。先生の問題は1つ1つよく考えて作ってあるなー、すごいなーと娘とよくいっています。これからも先生の問題で力をつけていってくれたらと思います。


 中3生のご父母の方からのお便り
1,2年に引き続き、お世話になります。先生の中3数英問題集のお陰で、塾なしで学年上位になることができました。苦手だった英語も、ここにきてぐんとのびてきています。本人曰く、トッポ先生の問題には自分の間違えやすいところが何回もでてくるから、自然にできるようになるそうです。英語嫌いだった子とは思えないほど、こつこつ取り組むようにもなりました。得意な数学では、自分で予習するのに最適で、かつ、定期テスト対策もばっちりできます。(先日もテストで同じような問題がでたと言ってました。)3年生になってもよろしくお願いいたします。 今年度は中3数・英にお世話になりたく、よろしくお願いします。おかげさまで、実力テストもこの一年で偏差値が58から67へと上がり続けています。特に数学は、やれば必ず力がつき成果の出る問題集だと思います。努力が成果を出し、自信がついて、楽しくなる、そしてもっと努力をするようになる・・・いいスパイラルに入りつつあります。ありがとうございました。 トッポ先生 中3数英問題集ありがとうございました。数学と英語を毎日3枚ずつやっています。中2の最後の期末テストでは学年4位になりました。(今までは10番台でした。) 僕は愛知県の旭丘高校を目指しています。受験勉強を頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
お世話になっております。毎回、迅速な対応とご配慮ありがとうございます。4月から中3になりますが、塾に行かずトッポ先生の問題集で頑張っています。現在は、市販の問題集をやっていますが、簡単に解けしまう為、一瞬自分は出来ると錯覚を起こしてしまい、やっぱりトッポ先生の問題集じゃないと自分の弱点がわからないねと申しております。問題集を届くのを楽しみにしています。 一年生のときからお世話になっております。いよいよ受験生になります。あまり勉強時間をとらないときでもこの問題集をきちんとしたところの結果はきちんと出ているので本人も夏休みまでは塾に行かないでこのプリントがんばると言っています。今回は中3数・英問題集、及び入試国語の実践演習をお願い致します。今は社会のプリント(地理と歴史)を三月からこつこつとしております。 英語については中1より、数学については中2より先生の問題集にお世話になっています。お陰様で、毎日朝練、夕練、土日は練習試合となかなか勉強時間がとれない中で、どうにか英語と数学だけはそこそこの成績を残すことができています。3年生も英語と、数学の通年用問題集にお世話になりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。本日、夕方問題集を受け取りました。先生の問題集で何度も練習するようになって学校のワークだけでは練習量が足りないということを2年生の間に十分わかったようです。三年生になり自分でも自覚が出てきて国語の問題集も是非とのことでお願いすることになりました。まだまだ基礎がしっかりしてないとは思いますが、毎日の積み重ねと思い今回もお世話になります。また、他の問題集でお世話になるかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします。 妹尾様 こんばんは。先ほど、中3数学問題集が届きました。ありがとうございます。中2数学問題集が終わり次第取り組みたいと思います。娘は最初、その量にびっくりしたものの、やれば力がつくと実感しており、がんばっています。先日の実力テストでも、最後の問題(解法が思いつかないで点をとれないことが多い)に、中2の数学問題集で解いた問題が出てスラスラ解けたそうです。できれば一年後には入試図形攻略に取り組めたらと思っていますので、また宜しくお願いいたします。 迅速な対応、有難う御座いました。中3から塾に通いましたが、最初の模試で英語の偏差値68を取りました。塾の先生から他の塾に通っていたのかを聞かれ、自学で問題集をやっていましたと答えて大変驚かれたようです。妹尾先生の問題集のおかげです。引き続き中3通年用問題集でもがんばります。

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