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◆「Aクラス英語(中2編)問題集」〜中2生(&中3生)対象 この問題集は、英語を学ぶのが好きでまたそこそこ力のある生徒には、知的好奇心をくすぐられるといいますか、いい刺戟をうけて、やっていて楽しい問題集ではないかと考えています。 かねがね指摘しておりますが、いまの学校の授業の英語内容と入試レベルの内容とでは微妙な乖離があり、それゆえ平ったくいえば、学校や教科書の内容をすべてわかってできていても、その力と知識がそのまま入試に通じるものではありません。 それらをできるだけこの中2のうちに埋めておこう、そしてもっと鍛えて高い知識とレベルを培っておこう、という視点と意図で、この問題集は作られています。 別な表現でいえば、自分で勉強している生徒にしろ塾に通って勉強している生徒にしろ、学校の定期テストにおいて、また実力テストや塾の学力テストでもそこそこいい成績が取れていても、入試実力の観点からすればこの中2の1年間に、もっと幅広くかつ深く鍛えて身につけておきたい文法や語彙、表現・構文などが、気づかないまま見過ごされていくことが、実はさまざまにあるのです これらはたいてい、中3も後半の入試対策に入って短期間に勉強していくものですが、短期間であるだけにさすが成績がいい生徒でもすべてを吸収しきれず、また肝心の長文読解への対応とその勉強に時間がかかり、意外と中途半端な知識習得になってしまうのが多いのです。 英語に限らずですが応用の知識なるものは、一度ですべてを吸収しきれるものではなく、何度も繰り返しの学習をするなかで深く理解と知識の定着が図られるものしょう。それはこの問題集でも一貫して採り入れてあるのですが、たとえふだん習ってない文法知識や構文でも何度も反復して出てくれば、ああ、これは大事なんだとわかるでしょうし、また意識して覚えていくことになります。 高校英語になるとまた話は別ですが、すくなくとも現行の中学レベルの英語及び高校入試までの英語は、入試数学と違って、「難しい」という感覚はあまり持つ必要はないといいたいですね。けれども生徒の立場と感覚により密着していうなら、「難しい」と感じる原因の大部分をしめる正体は、「知らない」とか「まだ習っていない」いう意識から来るものが多数を占めるのです。 英語を理解するのが、また文法を覚えるのが困難だから「難しい」と感じるのは、むしろ基礎と基本の学習のほうにあって、それをじゅうぶん演習し、習得したとあとの応用的な勉強にあっては、「知らない」ことや「まだよく習っていない」ことなら、「知って覚えていけばいいこと」なのです。 その意味で、学校や塾であるいは通信教育などで、もし10のうち7ぐらいを学んでいるとしたら、あるいは学んでいないとしたら、残りの3をしっかり勉強するのが、この問題集だと解釈していただければいいかと思います。または、10学んでいてもツメの勉強があまいというか、演習量が足りなく10のなかの高度な部類(?)の3の知識の定着がじゅうぶんできてない生徒に、この問題集は寄与できるところがおおいににあるかと思っています。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ● 学習を進めていく上でのアドバイスなど 1.B-4プリントで73枚あります。直接書き込んで、ご利用ください。 2.右の構成のように単元別になっていますから、それぞれの文法の単元の学習がすんだあと、それを肉付け・補強するように学習をすすめていけばいいかと思います。 3.はじめのうちは、まだ知らない単語、熟語、重要構文などが出てくるだろうが、あまり気にすることなくプリント右側の余白を利用して練習したり、ノートに書き写したりして、覚えていけばいい。問題を進めるにつれて何度も反復して出てきたり、出題形式が変わっただけで実は同じ知識を問うている問題にぶつかったりして、知識に厚みと確実性が増えていくだろう。 4.単語にしろ熟語にしろ、また慣用表現や大切な構文など、入試で出る問題がわんさか載っているので、実践的な実力はおおいにつくものと期待します。各単元難しいといえるのは、「英文和訳の問題」だけです。英作も含めその他の形式の問題はすべて、自分の力と解答をみればできるように構成してありますので、なんら臆することなくどんどんやっていってみてください。最後までしっかりやれば、その偏差値は70を超えているかもしれない・・・。 |
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トップ校合格への英文法問題集サンプル(プリント)より |
【 問題イメージプリント 1】(NO.24の問題&解答より) |
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【 問題イメージプリント2 】(NO.17の問題&解答より) | |||
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