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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§4 数学について思うこと VOL.2

 前回VOL.1で、中学の数学問題で、学校で教えるレベルと入試レベルのギャップとその問題点を書きました。
 文章題で例を述べましたが、入試数学の重要ポイントは関数と図形にあリます。学校で習う数学のレベルと問題内容では更に一層通じない、即ち全く出来ない!のが9割近くの生徒の現状です。
 
 残念ながらさまざまな理由で(これについて書けば問題が広がりすぎるのでやめますが)、今の中学では応用やかなりの思考力を要する問題に踏み込んだ、解説指導と豊富な演習量ができていない(出来ないorしない)のが現実です。しかし入試では出される! 多いに矛盾してる。別にできなくてもいい、易しい計算や基本問題さえ出来れば構わない(これも一つのテクニックですが)、というなら話は簡単ですが。

 では、どうすればいいのか? どこで思考力を身につけ、応用問題をこなす力を養成し、更に高度な入試問題を解く力を磨くには?・・・

 長年生徒を教えてきまして(よくできるる生徒からよくできなない生徒<?>まで)正直に感じることは、特に数学についてですが、生徒の能力です。当然、教える側は様々な説明、演習、分からないところの再指導をします。更に、ポイント、大切なところ、暗記の指導、考え込ませる作業、そして更に便利なテクニックまで教えます。<しかし、これは過保護ですね。本来は、教わったら何が大切で何を覚えていなければならないか、自分で考えることが勉強の基本だ、と思うのですが・・・> その教えたことを生かすも殺すも最終的には生徒次第です。

 中学の5教科について言いますれば、得手不得手、好き嫌いはあるでしょうが頑張って努力すればそれなりに力はつき、出来るものです。その中で敢えて言いますと、数学だけは生徒の持てる才能、数学能力に大きく依存するという現実です。誤解してもらったら困るのですが、ここで言ってるのは平常の数学ではありません。中1から中3までの教科書に出てくる基本問題のことではありません。そんなの教えることは簡単です。また、生徒に解らせることも簡単です。

 問題はその後、つまり基本から応用に繋がる思考力を養成すること、基本を十分解って応用に当て嵌める能力を持たせることが大事であり、その数学能力が生徒にあるかないかのことを言ってるのです。入試数学はこれを試しています。ですからこちらとしては、応用能力を磨くことに腐心しますし、全エネルギーを傾けて指導するのですが、現実は甘くない。大半の生徒は理解するようなっても、自分で解く力を身に付けない。さらに又身に付けるように反復させたりノートにまとめさせたり、説明でポイントを繰り返すのですが、それでもいざ新しい問題になると、解くことが出来ない(やや、ましにはなりますが)。

 この過程の中で、「ああなるほど、そういうことか!! この問題にはこのノウハウを使えばいいのか、簡単じゃない、しっかり覚えておこっ!!」と、思ってくれる生徒がとても少ない。<疲れますね・・・> つまり、数学に対する能力かな?! これは中1、中2の前半では解りません(私には長年の経験で90%以上解りますが)。問題が易しいから。それ以上に、応用への基礎はあるにしてもまだ本格的な入試問題(特に図形と関数)には繋がらないからで
す。

 繋がるのは中2の後半、即ち、一次関数、合同証明、相似からです。そして中3の全単元です。このあたりで数学に対するセンス、才能が解ります。ですから、それまでの定期テストの点数がたとえ90点を取っていたとしても、安心はしません。勿論、良かったとは思いますが、即それがその生徒の数学能力とは断定できないわけです。詳しく正確に解るのはやはり中3になって、計算にしろ、関数にしろ、図形のしろ、応用問題を解く段階でしょう。中1・2の知識をひっくるめて、応用問題は作られるのですから。

 VOL.3で、数学能力を少しでも高める具体的対応を書きます。
 なおその対応は、コダワリ3にかなり書いてますので、ご参照ください。