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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§370 理科の勉強について new
<勉強時間を増やすべし>

 中学の5科目のなかで、ふだんの実力テストはもちろん、入試での平均点でも理科は、数学に並んで低い科目になります。

 入試では、理科の実力がシビアに別れる。できる生徒はできるし、できない生徒はできない。ふだんどちらでもない真ん中あたりの生徒は、点数が確実に下がる。

 対象を上位層の生徒に絞って書きますと、これはなにも理科に限ってのことではありませんが、入試問題の内容が比較的やさしいとみんないい点数をとって差が出にくいものです。問題のレベルを意識的に上げると、ほんとうの実力の差が点数にすぐ反映されるものです。
 
 成績がいい生徒のなかで数・英・国の3教科はけっこうできているのに、理科と社会の2科目で偏差値を下げている、また足を引っ張っている生徒は、思いのほか多いものです。

 これは中1や中2のときはまだわからず、あるいは意識できず、というのは、学校の定期テストでいい点数がとれているからに過ぎませんが、そして油断をしているわけではまったくないにしても、いい点数がとれていることとたしかな実力として身につけていることとが必ずしも合致していないことが、中3になってようやくわかってくることが多いからです。

 わかった段階でもっと勉強をすればいいことになりますが、しかし、これはふつうのことで、個々の特殊なケースは除き、ごくふつうの努力結果(そんなに期待するほどのアップはなく、すこしましになる程度)に終わることも多いのです。抽象的な書き方で意味がもひとつわからないかと思いますので、数学と理科に限定して具体的に書きますと、次のようなイメージです。数学は非常に得意でかつ実力もある、そして理科は上記のような生徒、とここでは仮定します。わかりやすいようにすべて100点満点にします。

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☆数学:96点(定期テスト)、92点(中3実力テスト)
   →95点(その後の努力結果の実力テスト)、84点(入試点)
☆理科:95点(定期テスト)、75点(中3実力テスト)
   →84点(その後の努力結果の実力テスト)、78点(入試点)
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 これをどう見て読むかですね。どちらもふだんのテストではいい点数をとっており似たようなものです。が、実力で大いに差が出ている。数学は努力結果ですこし上がっているのに対し、理科はけっこう伸ばしている。いいではないかとなりますが、たしかに、いいのです。さて、本番の入試での点数。数学は
84点でした。努力結果の実力より11点ダウンです。これが、入試数学の正体でしょう。コワいです。しかし、この84点は、わたしからすればまずまずいい点数だと判断します。

 欲をいえば90点近くはとってほしかったですが、そのようにはいかないのが数学です。これで正解です。さて、理科。努力結果の84点に対し、78点。実力より6点低かったけれど、まあまあの点数がとれました。いいではないか、ということなのですが、はたしてそうか?

 たしかに中3実力テストの75点からよく努力し、成績は上がりました。立派です。しかし、欲をいえばというか、理科と社会はもっと欲をいいたいのです。公立トップ高を狙う生徒なら理科や社会は、入試ですくなくとも90点以上とっている生徒は多いですし、またとっておきたいものです。

 つまり、
「理科:95点(定期テスト)、88点(中3実力テスト)→95点(その後の努力結果の実力テスト)、90点(入試点)」くらいの実力をつけておくのが、合格へのたしかな学力ではないかと思うのです。

 理科と社会、ふだんの定期テストの結果ではみえない実力に用心してください。また、このたしかな実力を身につける勉強を中1と中2のあいだにぜひ心掛けるためにも、いま一度見直しをやってほしいと思っております。