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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§402 公立入試英語の勉強のしかたについて
<ワンクッション置く勉強が必要>

今回、「公立入試英語の攻略 by Toppo問題集」を発売した関係で、公立入試英語の勉強のしかたについてすこし述べてみたいと思います。

 当然中3生対象のお話になりますが、学校の2学期(あるいは11月頃)の実力テストの問題形式ではなく、いわゆる塾の学力評価テストまた業者の模擬テストの問題形式で(なぜこちらかといえば、長文の割合が入試にある程度近いため)、英語の偏差値が55から65くらいのあいだの生徒を主な対象に、書いてみることにします。

 入試長文というものは、1・2年の文法や語彙は当然の基本として、中3の文法がとくに、重要な読解の鍵になります。よって、すべての学習事項を習い終えてから入試長文の対策に取りかかるのが常識です。

 が、しかし、ネット上の一部で、まだ中3の文法をすべて習い終えていないであろう時点で、入試長文にあたって自分の力がいったいどの程度あるか調べてみるよう勧めているアドバイスをときおり目にするのですが、そんなもんでなにがどうわかるのか不思議でなりません。

 わたしの経験上のことでいえば、すべて習い終えてから、それもじっくりゆっくり、そしてたっぷり演習して中3の学習事項をすべてやり終えてから、入試問題の勉強に入るわけですが、それでも中3で習った学習知識が入試長文にうまく当て嵌められない生徒が、かなりの割合でいます。その線引きを無理やりするとしたなら、偏差値の65くらいになるわけです。

 65以上の生徒はどうかというと、70以上すでに持っている生徒は、まず大丈夫、なにも言わずともさらに学ぶべきところは自分で勝手に吸収できるでしょう。でも65から70のあいだの生徒は、3年間で勉強してきた基本と応用はほぼ身についているのですが、入試段階の長文になるとふだん持てる力どおりには、長文のなかでその力がまだ発揮できていないところが残っています。

 といえば、すこしぬるい見方で、もっと直截にいえば、ふだんの力がうまく発揮できないのではなく、要するに、入試長文にたいする知識と力がまだ足りないのにすぎません。これまで身につけてきた学力と入試長文に対する学力とは、位相がいささか異なるわけです。そこをどう繋げ補完していくかが、入試までの重要な課題でありましょう。

 さて、今回主に対象としている、英語の偏差値が55から65くらいのあいだの生徒になりますと、どういうことがいえるのでしょうか。

 偏差値が上記のあいだなら一般的には、決して英語の成績はわるくはありません。他の科目とのバランスもありましょうし、なかには得意だと思っている生徒もいるでしょう。そのことをとやかくいうつもりはありません。ただ、入試対策の勉強に入って、過去問などの長文問題をやり出すと、どうもアマい点があちこちに気が滅入るほど、恐れ入るほど、でてきます。たしかに偏差値64あたりの生徒と56あたりの生徒を同一するなんてことはまったくできませんし、乱暴にすぎますが、アマい点が出てくる点では同じです。

 それは、この当然の学習の移行には、やっかいなギャップがいつもあるといいますか、その狭間に深い溝があるからなんですね。

 そのギャップと深い溝を作っているのはとりもなおさず生徒自身とその養ってきた英語力そのものに他ならないわけですが、これまでに学習してきたことと、延々と3年間演習してきたであろうその文法その他の知識が、まだまだ見かけ倒しでほんものではなかったことに拠ります。

 これまでの不十分にすぎる読解力のため、いきなりの入試長文となると、額に皺をよせるだけでまともに読めなかったり、読んでも意味がわかるのに時間が異常にかかりすぎたり、また正しく訳せない、というより、目が英文から離れていてデタラメな訳し方をしたり、その程度の差はあれ、かなりの生徒が、入試長文を読みこなす為の基本となる力をこの大切な最終の移行期にもかかわらずまともに持ち合わせていないのです。

(それは少々言いすぎだろう、たとえば偏差値59の生徒なら、もう少しましな英語力があるはずだと思われる方は、じかに確認してみてください。適当な入試長文(対話文形式ではなくオーソドックスな長文)を持ってきて、およそ真ん中あたりに書かれている4,5行の英文を音読させ、その後すぐ、和訳させてみてください。それでわかります。)

 この原因の大きなものとして、学校の英語の授業での入試レベルの英文の読みこなしの訓練と指導が、実際、まずほとんどなされていないことが挙げられるでしょう。あともうひとつはやはり、入試長文全体の長さやレベル、そのひとつひとつの文の長さや構造、表現方法が、ふだんのあるいはこれまでに習ってきたものと質が、微妙に、ときにあきらかに大きく違う点にもあります。

 このことをより実感をもって想像してもらうには、車の免許のとり方を憶いだしてもらえばいいかと思うんです。

 自動車教習所でふつう習うわけですが、学校(or塾)で3年間勉強してきた英語の中身とその力というものは、「教習所のなか」での道路交通法規などの知識を習得する勉強と、隣に指導補助を受けた運転と同じといってもいいかもしれません。それが入試長文となると、なにもかも自分の力だけで読み進めていき問題を解くことになりますから、車の運転でいうと、いろんなところに危険が待ち構えているさまざまなタイプの道路をいきなり走ることと、なんら変わりません。

 いや、それはおかしい。学校では教科書があるではないか。その内容は長文であろう。3年間も勉強してきたわけだし、定期のテストでも実力テストでもさらに学力評価(or模擬)テストでも、いままでさんざん目に触れてきたわけだし、またそれ以外の教材やプリントでも学んできただろう。いきなり入試対策の入って、長文を読むようになったわけではまったくないよ。

 という声が聞こえてきそうですが、というより、それが大多数の考え・感覚だと思うのですが、わたしも同感です。しかし、生徒の現実は、それを許さないというか、そうではまったくないんですね。理屈上の推論や常識的な判断は、硬い岩盤にあたったかのように通じません。非常な違和感と落差を感じます。

 ふつう英語が苦手な生徒とか、偏差値が50にも満たない生徒なら、こうしたことがいえてもおかしくないと思いがちなのですが、わたしの今回の内容は、英語の偏差値が55から65くらいのあいだの生徒をあくまで対象として書いているのです。つまり、「当然の学習の移行には、やっかいなギャップがいつもあるといいますか、その狭間に深い溝がある」と上で書きましたが、これはまさに、このようなある程度いい成績をとっている生徒にもしっかり当て嵌まるのですから、驚かざるを得ません。

 いえ驚いたのは初めのうちだけで、これが生徒の現実なんだと認識し、その対策をあらゆるところで採るようになりました。その方策のあれこれを書くことは今回の主旨ではないので割愛しますが、要するに、一般的にいって、「教習所のなかの運転」から「教習所のそとでの運転」を実際にやっているように、長文の勉強でもやるのが大切であろうということです。

 すべての学習事項を習い終えてからすぐに入試長文の対策に取りかかるのは、生徒の現実を見据えればかなり無理があるのです。その無理を無視して押し進めるから、かなりの入試対策したあとでも生徒は、その長文に対する読解力にあまり進歩と成果が得られていないのが実情でしょうか。

 その間に、ワンクッションの勉強を置く必要がある、ということです。即ち、入試長文を読むための基礎体力をもっとじゅうぶんつけておく勉強です。それは、これまでの3ヵ年の文法や語彙などを復習をするといった後ろ向きなものではなく、あくまで入試長文のなかで、その構成要素である文や文章を使って研究、解釈する積極的かつ攻撃的な学習です。

 入試長文をそれなりのしっかりした方法で勉強、研究すれば、ほんとによく出てくる文法、英文表現、フレーズ、単語、熟語などがあるのに気づくはずです。その学習のしかたとは、まず自分で一定の量の英文を和訳し、そのあと、解答の訳と較べ、違いを整理し読み取りの間違い部分を直し、その箇所の大事なポイントの説明を理解する。

 次にその逆、和訳から英文(大事な文法ポイントやよく出る言いまわし、熟語、単語などの挿入形式で)を書く訓練。これで、ほんとうに自分がわかっているかどうかがつかめるし、思考も深くなる。さらに入試にはよく出る単語やイディオムを練習し、暗記してしまう。一部大事なものは、英作をする。

 こうした勉強をもし積めば、公立入試の長文をもっと余裕をもって正しく、かつ速く読みこなすコツと読解力がきっと養えることでしょう。もはや深い溝は、いつの間にか埋まっています。入試長文の骨組みとなる部分をほぼマスターする勉強法ですから、あとは公立入試過去問及び他の入試長文で、各設問にあたり実際に解いてゆけばいいだけです。そこでも繰り返し出てくる表現、文法、語彙などに出遭い、自分でじゅうぶんすぎるほどわかるようになるでしょう。こうして、長文の読み取りで大事なことにやっと気づくものです。

 以上です。ここからは下は、宣伝になりますので、不必要と判断される方は読まないでください。


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「入試長文をそれなりのしっかりした方法で勉強、研究すれば、ほんとによく
出てくる文法、英文表現、フレーズ、単語、熟語などがあるのに気づくはずで
す。」
 と、書きました。

 しかし、実際に自分でこのような勉強ができる生徒は数%にも充たないでし
ょう。かなり効果がある勉強は、かなり困難を伴うもので、かつ初めは手間暇
かかるものです。では、こうした勉強を具体的にどうすればいいのか? なに
を用いて、どのように勉強を進めればいいのか?

 それが、「公立入試英語の攻略by Toppo問題集」になります。

「【機霸冓顕鮗疂圈廚函屐抬供枡試長文編」とに、大きくふたつから構成さ
れています。どちらも過去の公立高校入試問題(過去10数年)のなかより、こ
れはすばらしい表現・内容であると思えるもの、生徒が接して是非とも入試ま
でに吸収し力をつけておかねばならないものなどを厳選して作ってあります。

 よく出る文法や入試出題者が好きで試験でよく試みる英文表現、語彙や単語、
また解釈の重要となる一部分、さらに生徒が複雑に感じて読み取りが曖昧にな 
る長文の箇所などを採り上げてあります。つまり、それらをよく勉強し攻略す
れば、入試長文がこれまで以上に正確に速く読みこなしていけるわけですから、
そのようなピントの合った勉強のしかたをこの問題集を活用されて、ぜひやっ
てみてください。

 もちろん、これをもって英語の入試勉強はほぼ完成すると想われますが、自
分の都道府県の過去問(5カ年ぶん)の長文問題は当然しなければなりません
ね。自由英作文(問題集には一部含まれています)やリスニングへの対策もあ
とすこし積むことです。しかし、もっとも肝心で必要な部分、受験生が真剣に
手をつけてとりからねばならない核心の部分と骨組みの勉強は、この問題集で
じゅうぶんすぎるほど実践しえるであろうと考えています。

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      ★「公立入試英語の攻略 by Toppo問題集」
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 高校入試の英語問題に臨んでの課題と目標は、「英文解釈の力をもっと確か
 なものにしさらに高めること、そしていろんなタイプの入試長文問題をよく
 研究し、じゅうぶん慣れ親しんでしまうことにある。この受験英語の核心部
 分の勉強が、この1冊の問題集で、ほぼ仕上がることでしょう。本格的な受
 験対策問題集として、数学の「<新版>入試図形問題の攻略」と今後双壁を
 なす、トッポ先生会心の入試英語問題集です。
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