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§313 E-juku1st.Com全問題集の概略
<構成総数46冊の問題集について>

 E-juku1st.Comのオリジナル問題集について、まことに恐れ入りますがご説明をさせていただきます。

 と申しますのは、新規にご購入の検討をされる際に、販売している問題集の種類が多く、初めての方は特にどれがいったい子供に適しているのか、あるいはどの問題集を使えば今からでも子供の学習の向上が期待できるのか、また家庭でサポートしつつ実力をつけさせるのに相応しい問題集はいったいどれを選べばいいのか、など選択に迷われるケースが多々あります。

 HP上で各問題集の説明をある程度詳しく書かせていただいてはいるのですが、それでも迷われ、より納得いく問題集を見つけたいということでメール等でのご質問を頂戴し、それに対しご回答をさせていただく場合もしすくなくありません。そこで、その判断材料の一助になればと思い、今回書かせていただくことにしました。

 なお各問題集の説明ページのほかに、判断材料の情報をできるだけ豊かにするものとして、「トッポ先生のちょっと回答、あれこれ」と「ご購入者の声・お便り」のページもHP上に載せています。ご参考の足しにしていただければ、と存じます。

 発売当初は、塾でわたしが独自に作成して授業の核として使用していたプリントを土台に構成・編集した、中1・2・3(通年用)数・英問題集を中心にほか数冊の内容で、量的にもすくなくご購入いただく際の判断にもあまりご負担がなかったのですが、その後、やはり塾で生徒の実力アップを図るために利用していた手作りの問題やプリントに新たな手を加え問題集化したもの、ご父母の方からの要望でまったく一から創りだしたもの、そして塾や市販の問題集にはなく、しかし実力養成や入試に絶対に必要と思われるターゲットを絞り込んだ問題集など逐次追加してゆき、この15年間に増えて現在、総数39冊の問題集の構成になりました。

 たとえば「通年用問題集はどの程度のレベルなのか」、「中3英・数の実力テスト対策問題集の内容について、もう少し詳しく教えてください」、「ここの問題集は中・高一貫校の生徒にも適いますか」など、他さまざまなご質問を受けるわけですが、結局のところ、問題集をご信頼をしてもらうしかないのかと思っています。価格のほうは決して安くはないのですから、ある意味、賭けでもありましょう。

 目でみて、直に手で触って、直接詳しく確かめることができません。また問題集というものは、それがいかなるものであっても最初からその良さが判るという性質のものではなく、たとえ最後までやらなくても、途中まででいいから実際に勉強していかなければ、その問題集のよさや価値、また魅力というのはなかなか実感し得ないものだと推います。

 また問題集の価格ですが、安いのか高いのか―――なに言ってるんだっ! 高いほうに決まっているだろうがっ、という怒りと罵声が聞こえてきそうですが・・・―――は、これは懼れながらあくまでご購入されるご父母の判断に委ねたいところでありますが、こちらサイドの考えや事情をまことに勝手、厚顔にもここですこしだけ書かせていただきますますこと、どうかご容赦ください。

 ふつうの問題集を選ぶ感覚で捉えますと、これは問答無用、とても高いと感じられることでしょう。しかしながら、わたしのほうの感覚でいいますと、これでも、とても安いと思っているのです(手前勝手な主張、いますこしのご辛抱を)。

 その理由は、ふたつあります。

 ひとつは、塾で勉強するのか、それとも自分で勉強するのか、比較の土俵をわたしの場合、市販の問題集にではなく塾の次元に置いて考えているからです。塾で学ぶ知識やノウハウ、勉強のしかたなんて、E-juku1st.Comのオリジナル問題集のなかに、すべて載せて盛り込んであります。もうすこしいえば、ふつうの塾でならまず得られない、有形無形の貴重で有益な知識と情報(これは実際問題集をやってみないと、わかってもらえないところなのですが)を心血注いで作ってある、と秘かに自負しています。

 そしてまた、たとえば通年用数・英問題集でいえば、塾の月謝一ヶ月分でしょうか? 一年間のトータルでみますと、教材費、入会金、毎月の月謝、夏期講習費、冬期講習費など、総額の15分の1前後ですむ金額かと思います。この2点から、安いと思っているのです。もちろん自分で勉強ができない生徒、塾などに行ってやる気と課題を与えられないと勉強が進められない生徒は、現実に数多くいます。それはそれでいいでしょうし、ただ、わたしの範疇でないこともたしかです。

 もうひとつは、「実力」が果たしてつくのかどうか、ここに最大のポイントを置いているからです(こちらのほうが実は、より言いたいことです)。塾に通っても、さして成績の変わり映えしない生徒がたくさんいます。目先の成績は上がっても、その実力となると、はなはだ心もとない生徒はさらに多くいます。さらに、たとえ実力がついたとしても、それは果たして本人自らが獲得したものなのか、塾側からつけさせてもらったのかとなると、高校進学後、その相違は、学習を進める上で大きくに影響してくるでしょう。このことはいまは目には見えないのですが、実はほんとに大切な視点す。できることなら、実力は自分で苦労してつけるのが理想です。

 じゃあ、このようなことがE-juku1st.Comの問題集で勉強すれば、身につくのか、実力がしっかりつくのかといえば、はい、大丈夫です!とは、安易に申し上げることはできません。生徒の学習における実態と習慣を痛いほどわかっているからです。

 ただ、勉強を気分に任せてやるのではなく、規則正しい学習姿勢を心がけ、勉強上のすべき最低のルールを守り、コツコツと継続した勉強が最後までやり通せる生徒は、あるいはそれを努力し目指す生徒は、大丈夫です、とかなり高い確率で申し上げることができます。この実力を伴う勉強への投資には、お金の多寡で判断できない別のものが含まれているように思うのです。


 以下、小・中・高問題集について。
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■中学生用問題集
<A>通年用問題集
1&2.中1数学・英語問題集
3&4.中2数学・英語問題集
5&6.中3数学・英語問題集
<B>復習用問題集
7.中1英語REVIEW問題集<中1or2生用>
8.中学英語/1・2年の総復習&実力アップ問題集<中2生(or3生)用>
9.中1数学・再学習問題集<中1生用>
10.中学数学/ミスと弱点を減らす問題集<中2&3生用>
11.中学数学/1・2年の復習問題集<中2生(or3生)用>
<C>実力強化問題集
12.算数の図形教室<B(中学生用)>
13.中1英語の実力をつける問題集<中1生用>
14.Aクラス英語(中2編)問題集<中2生用>
15.中2英語実力テスト対策問題集<中2生用>
16.中2数学の実力をつける問題集<中2生用>
17.中3英語実力テスト&入試対策問題集<中3生用>
18.中3数学実力テスト対策問題集<中3生用>
19.中1・2・3英語の実力強化 by Toppo<中1生〜中3生用>
20.THE 証明(入試証明の攻略 by Toppo<中2&3生用>
<D>社会と理科及び国語の問題集
21.歴史の要点・総まとめ&実力をつける地理セット問題集 <中1&2生用>
22.<新版>入試社会の攻略問題集<中3生用>
23.<新版>入試理科の攻略問題集 <中1〜3生用>
24.実力をつける理科<中1・2生用>
25.中学理科/3年&入試対策<中3生用>
26.入試国語の実践演習<中3生用>
<E>高校入試対策問題集
27.入試図形問題の攻略Version4<中3生用〜トップ高校を目指す生徒用>
28.<改訂>公立入試数学の攻略 by Toppo<中3生用〜受験直前対策>
29.公立入試英語の攻略 by Toppo<中3生用〜受験直前対策>
30.トッポ先生の入試英語攻略・STUDY<中3生用>
31.Aクラス英語(中3編)問題集<中3生用>
32.Aクラス英語(難関校編)問題集<難関高校を目指す生徒用>
<F>学力評価テスト
33.中2学力評価テスト問題集
34.中3学力評価テスト問題集
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<A>通年用問題集について。

 勉強には、日々の学習という大事なものがあります。急に実力がつくわけではありません。効率とかコツとかすぐ追い求める前に、またやる気が出るとか出ないとかそのような自分の不確かな気分に任せるのではなく、ひたすら自制しつつ、コツコツ目の前にある課題に取り組み勉強を進めていくことが、なにより実力を培うもとであることを知っておくべきです。そのための核になる問題集が、この通年用問題集にあたります。

「中1・2・3(通年用)数・英問題集」はどの程度のレベルなのかですが、その前に、いまの学校の授業レベルの内容とその進め方だけでは、高校入試レベルまでの、特に公立トップ高レベルとなると、この数学と英語の場合、まともな学力はつかない、とまず心得えていたほうがいいかもしれません。では、高校入試レベルとはどのようなものかといえば、やさしいごく基本から難しい応用まで含まれているのは、よくご存知のことかと思います。

 やさしい基本だけ習得することを目的とするなら、なにもこの通年用問題集を購入され、勉強する必要はありません。塾に通うか値頃な市販の問題集を利用して勉強すればいいだけです。しかし、定期テストの勉強や成績だけでなく実力を磨くことにほんとうに重視するなら、そしてつねに高校入試レベルを視野に入れた難しい応用までの力を養いつつ勉強を進めたいのなら、この各通年用数・英問題集は、それに応える内容を十二分に含んでいるかと考えています。

<B>復習用問題集について。

 復習には2つのタイプがあって、まず基礎的な知識がいかんせんどうもまだ足りなくて、時間をかけ習った範囲の復習を一から始めなければならない場合と、基礎と基本はそこそこ入っているのに実力がそれに伴っていない、つまり習ったことで忘れている箇所や実はほんとうにはわかったいなかった部分があって、それらを補強していく場合の、大きくふたつあるかと思います。この後者の3分の2以上のケースに対応した問題集が、この復習用問題集になります。

 英語の場合、どこで躓いているのか、どの文法がまだほんとうには理解していないのか、そして覚えていないのかなど、数学も同様ですが、どこが自己流になって計算ミスを起こしているのか、理解はできても実際自分の力では思うように解けないのか、その症状や程度は生徒によって異なります。

 これらを「理解」や「解説」といった世間に多い頭でっかちな勉強のしかたや教えではなく、とにかく問題の地道な演習を通して、あくまで「問題のなか」で考えていく、直していく、覚えていくという意図で企画・構成した問題集が、この<B>の復習用問題集になります。(そうではなく、ある程度基本の知識も実力も身についている生徒の場合は、次の<C>の問題集を利用すれば、たとえ復習にしても守りではなく積極的な攻めの勉強がとれるでしょう。)

<C>実力強化問題集について。

 名前が示すように、まさに実力を鍛える問題集です。平常の勉強やテストが経糸(たていと)とするなら、横糸に相当するのがこの問題集です。学力の総合の基盤は毎日の勉強にありますが、その毎日の経糸を寄せ集めた姿が、学力の全体を表しているわけではありません。過去を振り返ればすぐにわかることです。3ヶ月前、半年前、1年前、2年前・・・、はどうだったのか。3ヶ月間の、半年間の、1年前間の、2年前間の、習った学習内容を、鮮明にすべて保持しているか否か。

 ある一定の期間が過ぎれば、必ず経糸の弛みや消失がないかどうかチッェクしなければなりません。その際、横糸を新たに自分の手で通してしっかり補強することが、実力の要でありましょう。また、まったく別の角度から、苦手とする部分や知識をさらに繕い、集中して強固に学習しておくことも、実力の幅を広げるにはとても大事なことです。

 中1はちろん、中2、中3となって要領を得ずに、時間をかけ苦労した割には実力テストの結果が芳しくない生徒、たとえば夏期講習を高い金額払い、長時間かけて勉強したにもかかわらずその成果がもうひとつ表れない、いや、逆になぜか下がってしまったなんて話は巷間、ざらにあることでしょう。その原因をここで究明する気はありませんが、もしこれらの問題集を適切に使えば、そして真剣にコツコツ吸収すれば、まったく違う結果が出ることだけは書いておきますね。

<D>社会と理科、及び国語の問題集について。
 
 社会は、中1と中2生用には「歴史の要点・総まとめ&実力をつける地理セット問題集」が、中3生用には「<新版>入試社会の攻略問題集」が編集企画上向いています。

 中1・2生用のは、学校の教科書準拠版ではありません。はっきりいって、習うべきところを習わなかったり、学習進度が遅くなって教科書後半部分は適当な教えになったり、学校の授業内容は、教える教師によってまちまちです。そうではなく、大事なことはいったい何か、暗記して知識を膨らませておくところはどこか、そしてなにより入試に向けた実践的な知識とポイントはどこか、これらを明解にして、徹底して演習、暗記する問題集です。

 中3生用のは、これで入試までじゅうぶん、そしてなにも足す必要はない入試必勝の問題集です。ほぼ完璧にマスターすれば、つまり暗記すれば、偏差値は必ず70を超える問題集です。

 理科は「<新版>入試理科の攻略問題集」。中3生の入試までの理科の対策問題集として作りましたが、中1生も中2生も普段の学習用として大いに利用している、まさにオールラウンドな問題集です。 ご購入の8割ほどは、この3カ年勉強できる問題集を利用しています。公立入試はこれでほぼ完ぺきに近い問題集です。

 あと理科は、中1・2生対象の「実力をつける理科」と中3生対象の「中学理科/3年&入試対策」があります。約2割の方にご利用いただいています。

 国語は、中3生対象になりますが最終の国語の演習材料として、「入試国語の実践演習」があります。

<E>高校入試対策問題集について。
 
 数学と英語に関し、上記<A>と<C>を完璧でなくともほぼほぼマスターしていれば、入試問題への対応力は90%ほどは大丈夫であると考えています。

 でもそういう生徒はきわめて稀で、目減りしている10%と併せた残り20%ほどの入試攻略の力を、この<E>の高校入試対策問題集のなかよりご検討いただき、その力を磨いてほしいと思っています。市販や塾専用の問題集、さらに塾の指導では絶対得ることができない、入試攻略の知識とノウハウを吸収してみてください。

 特に公立トップ高受験を目指している生徒にお勧めしたいのは、「入試図形問題の攻略Version4」と「公立入試英語の攻略 by Toppo」です。

<F>学力評価テストについて。
 
 中2生と中3生対象の2冊を用意。5教科(英・数・国・理・社)の各学力を年4回の時期に、自宅で行い、チェックできるように作られています。学校の実力テストはもちろんのこと、塾の学力テストですらその問題レベルと質において、高校入試に繋がる学力を正確に判断できない部分が含まれています。この補助となればさいわいです。

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■小学生用問題集
35.力のある算数(小学5年生&6年生用)
36.算数の図形教室<A>(小学6年生用)
37.小学算・国の学力充実問題集(小学6年生〜中学に備えて)
38.力のある社会(小学5年生&6年生用)
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 中学になって数学と英語の学力を伸ばすためには、小学時代にしっかりした
算数の力と国語の基礎力をつけておくことが絶対に必要です。そのために作ら
れた問題集が上記3冊。あと中学に入ればきっと役立つ、社会の問題集も加え
ました。計4冊。

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■高校生用問題集
39.大学入試<改訂版>合格英文法ここまで<高1・高2生用>
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 中学でE-juku1st.Comの問題集(一部英語のメルマガ)を利用して勉強してきた生徒からの注文が多いです。高校英語のレベルは高い。まずは土台の文法をしっかり築くことが大事。この1冊で、基礎から大学入試レベルまですべて含んでいます。学校以外に塾で学ぶか、自分で学ぶか――。

 以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。。