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小学5・6年英語(単語&基礎英文)」オリジナル問題集について
<小5生と小6生に>
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「もう小学校で英語を教えないで…」 中学校教師から悲痛な叫び、なぜ"早期
教育化"が英語力低下の原因になるのか(東洋経済オンライン)
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という見出しの記事をネットで、先日読んだ。
小中学生の学力低下が問題になっているが、その中でも英語力の低下が著し
い。文部科学省の経年変化分析調査で、21年度と24年度の学力テストで平均点
の低下を見ると、国語は12.7、数学は8、英語は22.9ポイント(注:スコア)
が下がった。
調べてみると、24年度のスコアは数学が503、国語が499、そして英語は478
であり、基準は500にある。ひとまずこの500にだけ焦点をあてると、数学と国
語は、21年と比較しては落ちているのだが、まあ一定の線にはあるのでここで
は拘らないないことにする。問題は英語である。21年の501から24年の478とス
コアを23も落としている。
では、このスコアとは何ものぞ?!・・・。調べてみた。
項目反応理論(IRT)というものがあり、それを用いて、難易度の異なる問
題の正誤パターンから算出した、500点(全国平均がこの500になるよう調整
される)を基準とする学力指標、を指すとのこと。これまでの正答率(%)と
異なり、年次間の比較が可能で、問題の難易度を反映した実力をより正確に測
定できる、とのこと。
反復して書きますが、IRTスコアとは 「IRTに基づいて各設問の正誤パター
ンの状況から学力を推定」してスコアにするもの。 「500」を基準にした得点
で表す。 例えば今年度の全国平均が「500」、とある自治体のIRTスコアが
「495」なら、その自治体は全国平均よりも学力が低いと評価されたことにな
ります。英語という科目のIRTスコアが、478なのです。
まったく、オカシイではないか?! 小学校で英語教育が必修となったのに、
なぜ英語の学力がほかの科目よりさらに下がっているのか、また500より上な
ら当然と思えるのだが、逆に22も下で低迷しているのか。
2020年4月から小学3・4年生が必修化の対象となり、義務教育における英語
教育の開始が5年生から3年生へと2学年早まり、小学校において新学習指導要
領が全面実施され、23年度から小学校5・6年生で「外国語活動」が必修化、完
全実施された、というのに。
以下記事の一部を引用、列挙します。
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・「小学校の英語教育と中学以降のそれがまったく違うものになっています。
小学校段階では会話やコミュニケーションを指し、中学以降は高校受験や大学
受験を突破できる英語の読み書きができることを目指します。ここに差があり
ます」
・「高校入試では文法や長文読解の力を求めるし、大学入試では高度になり論
文や新聞記事レベルの文章を読み書きできる能力が問われる。」
・「会話をするための英語力」と「読み書きができる」のではまったく別物だ。」
・「ビジネスや研究の場で活躍するためには、会話ができるだけでなく、論文・
新聞レベルの読み書きができることが求められる。大学での学びはその入り口な
ので英語の読み書きの能力を求める。」
・「現在の小学校英語は、会話と音(リスニング)にウェイトが置かれている。
読み書きも少しは含まれるが、なぞり書きやパズル的な活動が中心だ。」
・「中学校に入ると、突然、机に向かって、文を自分で読んで書き、文法を学ぶ
世界へと飛び込まなければならない。英語だけは「まったく別のものを学ぶ」感
覚に陥るぐらい、小学校と中学校で内容が違う。」
・「英語は反復学習が必要な科目ですが、小学校でそれが減っている。今、小
学校全体で宿題が減っており、反復学習が減っている。これが学力低下につな
がっているが、この影響を1番受けるのが英語だ。」
・「英語は何百もの単語を覚えていないと解けない。特にライティングの問題
を解くためには、簡単な単語でもスペルを間違えずに書くためには反復学習が
必要だろう。Vegetable(野菜)といった基礎的な単語も書いて練習しないと
スペルは書けない。要は、英語は単語を覚えることが重要なので、反復学習が
必須となる。それを小学校でやっていないと、英語は歯が立たなくなる。一方
で、英語の単語のスペルを書いて覚える宿題はあまり見かけない。そうなると、
塾や通信講座で英語を学んでいる子との差が出る。」
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まったくその通り。読み書きができても、英会話となるとほぼできない。英
語を中高と6年間学んできても英会話となると、相手の話すことが聞き取れない、
満足にしゃべれない、という従来の英語教育。これを根本的に直すために小学
英語が導入されたはずなのに、今度は読み書きの勉強が小学校ではお留守にな
り、満足に指導もされず、英単語を反復して書いて覚えるという、極めて根本
的な学習がされなくなってしまった。
本来は小学校で学習した内容と中学で学んでいく内容とが連動していなけれ
ばならないはずのものが、現実は上で述べられているようにまったく違うもの
になっている。
「要は、英語は単語を覚えることが重要なので、反復学習が必須となる。それ
を小学校でやっていないと、英語は歯が立たなくなる」
このごく基本的なことをいま一度、確認しておいていただければと思います。
さて、わたしの小学生対象の英語問題集(小学5・6年英語(単語&基礎英文)」
につきまして。
この問題集の狙いをひと言でいいますと、生徒が英単語をしっかり完全に覚
えてしまい正確に書けること、そしてそれに付随する熟語をすこしと、基本の
英文をできるだけ身につけることにあります。英文や熟語はわき役で、あくま
で主役は英単語です。
Writingの場合、英文が正しく書けることがとにかく重要で、それに勉強の
注力を第一に傾けるのがふつうで その英文の単なる構成要素のひとつに過ぎ
ない英単語などは当然書けて当たり前、あくまで英語学習のなかではわき役に
すぎません。
しかしいま、このわき役がどうも軽んじられている。というか、この英単語
を覚える作業、たくさん手で書いて訓練し暗記するという勉強の行為が、英語
習得の4技能のなかで下に下に追いやられてしまったなと感じています。
4技能とは、「Listening 聞く」「Speaking 話す」「Reading 読む」
「Writing 書く」の4つですね。5,6年生から「Reading 読む」「Writing 書
く」があらたに加わって、この4技能を身につけることが目標とされ、英語に
よるコミュニケーションスキルの基礎を養い、また実践的な英会話中心の授業
内容が展開される。はず、であった。
これを1年間70単位時間(週2回 1コマ45分)でやるわけでしょう? 英会
話中心ですから、バランスは学校によって違うものの「Listening 聞く」
「Speaking 話す」が例えば70%ほど占めるなら、残り二つの技能「Reading 読む」
「Writing 書く」は30%ほどの比重がせめてほしい。しかし現実は、「Writing
書く」という勉強は、小学校では多くて英語学習全体の1割といった程度では
ないでしょうか? うーん・・・、なんとも空寒い。
2年間あるとはいえ、たったこれだけの時間で、小学校のあいだに600個から
700個もの英単語を覚えておくことが目標になっています。中学ではさらに1600
個から1800個の単語を習得することが要求される。これは生徒にとって相当な
負担、その学習にはかなり覚悟と努力が必要です。(ちなみに従来は、中学で
習う英単語は1200個でした。それでも生徒(およそ7割ほど)の単語力、その覚
え方と暗記力にはヒドイものがありました・・・。)
中学では小学校で習った英単語の習得が前提となって授業が進められます。
もう一度書きます。一昔前のように、中1の初めはアルファベットが書ければ
いいという内容ではありません。たくさんの単語が書けることは当たり前、こ
のたくさんとは、まあ500個くらいはすくなくとも覚えていて間違いなく書け
ること、文法もある程度理解していて、英会話を中心としたさまざまな場面の
で使われる英文を読み書きする力が、中1の1学期から求められます。
おいおい待ていっ! まあ英文はともかくとして、たったこれだけの学習時
間、その1割にも満たないWritingのなかで、600個から700個の英単語を学習す
ることは果たして可能なのだろうか? 学習することはできたとして、それを
習い全部とは言わなくもその8割ほど「覚える」ことは可能なのだろうか?!
ここに大いに疑問と危惧を持ちます。漢字が読めても、書けない。書きは読
みの数倍の努力と訓練が要るのは、皆様よくご承知のとおりです。英単語も同
じです。また英単語はたとえ和製英語の発音であっても、そのとおりの表記に
ならないことは、しばしば感じることでしょう。
そもそも英単語の覚え方がわからない。その勉強のしかたがわからない。勉
強のしかたはなんとかわかったとしても、なんか自己流の間違ったやり方にな
って、たいして覚えられていない。などなど、現実の生徒は単語習得の段階で
さまざまに壁にぶつかっているかと推測されます。
英単語はただ書けば覚えられるというものではありません。英単語の勉強っ
て、ある程度暗記した英単語の量が増えてきて、そしてその訓練を積んだあと
に徐々に気づいてくるかと思いますが、たった5回書いただけで覚えてしまう
単語もあれば、一方10回書いてもどうも覚えられない、あるいは何度も繰り返
しの練習している割にはすぐ頭から正確なスペル(正しくはスペリング)が抜
けてしまう、なんて単語もありますね。
つまり一律ではない。単純に5回、10回書けばいいというものではありません。
ややこしいのは、自分にとってややこしいなと感じる単語は、他のものより多
く練習することが大事ですし、また回数ではなく、自分なりの暗記の工夫を加
えることも必要になってくるでしょう。そのことに気づく生徒は、思っている
よりはるかに少ないはずです。ましてや小学生段階では。
黙って書くより声に出して書くほうがいい。ゆっくりていねいに書く。鉛筆
でもボールペンでもできるだけ強めに書く。など頭に残りやすい練習の作業も
できれば必要かと思いますが、決してやってはいけないのは、乱雑にすばやく
書くこと、これだけはしてはいけませんね。生徒の半分以上はこれをやります。
わたしの問題集では、これらを念頭に置き、あくまで生徒自身がひとりで自
宅で勉強できるよう、そしてノート直しなどほかの勉強がすこし要るなどない
ように、プリントのなかで単語習得の勉強がすべて完結するよう作り上げてあ
ります。
また意識的に、文法の説明はいっさい省きました。それは90%以上、この問
題集の目的は550個の単語習得にあるからです。当然英文も、それは基礎的な
英文レベルですが、そこそこ演習します。しかしその問題構成に占めるのは、
基本英文を写すという作業が中心で、あまり深刻に頭を使わす勉強できるよう
作ってあるからです。また、英会話の要素が強い英文に、あまり文法的な理屈
を加えることはよくないなと判断したからです。(もしあるとしたら、この名
詞はなんでsがついているの?とか、この名詞はaではなくなんでtheなの?と
いった質問があるかもしれません・・・。しかしこのレベルは学校で教えてい
て当然だと思いますが。それはほとんどないでしょう。)
小学英単語はいったいいくら覚えればいいのか。900、1000、なかには1800
ってものもあるけれど、どれも多すぎ。教科書に載っている単語ですら、なん
でこんなの載せているのか、正直理解に苦しむものにぱらぱら出くわします。
例えば、もうランダムに書いてみますが、
ブロッコリー broccoli、キュウリ cucumber、イグアナ iguana、スティック
のり glue stick、アーチェリー archery、クレヨン crayon、シマウマ zebra、
モンゴル Mongolia、イモリ newt、焼き魚 grilled fish なんて単語を見る
につけ、こんなの要らんだろと思ってしまう。
キュウリなんて、いまでは小学レベルの英語のなかでは、どういうわけかど
こにも出てくる単語になっている。「わたしはキュウリがキライ(苦手)です。」
I don"t like cucumbers. なんて英文は、おそらく今後、中学、高校、大
学で出くわすことは皆無だろう、と思ってしまう。ブロッコリーやシマウマな
んて単語も小学校で覚える必要があるのか? イモリのnewtに至っては、人生
で初めて見た単語だ。あまりにバカらしくて、皮肉なことに1回見ただけで記
憶に残ってしまったが。
やっぱりね、中学に入ったら覚えていて当然の単語、役立つ単語、小学校の
あいだに覚えたい、ではなく、覚えておくべき基本的な単語というものがあり
ます。それをつよく意識して選りすぐり、550個の単語を選定しました(すべ
て手書きのプリント構成)。
小学5年生からどんどん自分で勉強できるかと思います。よければ詳しい内
容、下をクリックしてご参照ください。
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