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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§187 【中2】学力評価テスト問題集について
<5科目の力と総合力を観る>

 今回、「【中2】学力評価テスト問題集」について、少し説明をさせていただきます。意外と役立つ情報、参考になる知識も混じっているかとは思いますので、関係ない方も気が向けばお読みください。

 まず何でこのような学力評価の問題集(5教科)を作ったのか、その理由ですが、世間には意外とこの種の問題集が少ないということ、市販の問題集では定期テスト対策を対象とするものは多少あるのですが、この学力評価が行える問題集はありそうで実は殆どないのが、作成の第一の理由です。それは塾専用の問題集とて事情は同じで、大手なら専用の学力評価テストを行っているわけですから、その必要がないのは当然です。

 また塾では、長年業者の学力評価テストを使用してきましたが、全国共通版や学年と時期により都道府県対象に絞った、より特色のある入試状況に沿った模擬テストなるものもあるのですが、採点事情の煩雑さなどの理由(そんなものは決して言いませんが)から、雰囲気は似ていても内容とレベルは厳密には違うものがあります。それはある面、しかたがないといえます。

 特に中1と中2に限って全国共通版を観ても、テストでの問題数が制限時間に較べ少なかったり、問題レベルが低く(いや、それでも結構生徒は出来ないのが現実で、目が点になりますが)、これでは、生徒のごく基礎的な力は知りえても、応用への力に関しては測れないなあといったことは、まあ、長年忸怩としてきたところですが、それも理由のひとつです。(逆に、私立難関校に合わせて問題レベルが高すぎ、公立トップ校受験の学力を適切に測れない模試、評価テストもありますね。)

 ないなら、作ればいい、シンプルにいえばそうなります。公立高校受験への学力をただただ視る、現状何が足りていて、何が足りないのか、その判断を家庭で出来る、そういうテスト問題集にしました。

 一般に、英・数の力をとかく重視しがちです。もちろんこの2教科の大切さは論を俟たないのですが、入試はあくまで5科目(一部の例外は除きます)。国語、理科、社会を含めた総合力です。さあ、その力が、果たしてどのようなものでしょうか? 英語と数学の力は本物か?! 理科と社会の定期テストの点数に惑わされていないか? 国語も教科書と授業のみの狭い範囲でなんとか点数のやりくりしてるだけではないか? 地に足をつけた、実力の伴う勉強を進めているのだろうか?・・・。

 それらのチェックを、英・数・国・理・社の5教科の学力を、5月(or4月)、9月(or8月)、12月(or11月)、2月(or3月)の年4回の時期に自宅で行い、自分の今の力をより的確に掴んで、次に繋がる勉強の反省材料に、また実力アップの指針にこの問題集がなればと意図している次第です。

 さて次に、テストの問題レベルと質について。
 一般にどういうテストがあるかというと、ご存知のように学校での定期テスト、同実力テスト、塾や専門業者の学力評価テスト、公立入試のテスト、私立難関校のテストなどがあり、まあ、ランク的な意味合いも含めて5つに大別されるでしょうか。

 十分認識されているお母様たちも結構おられるのですが、反面まだまだ定期テストの成績だけに関心が向き、或いは重きを置き一喜一憂、そして成績表の評価がそのまま、その生徒の力だと無条件に判断されている方も相変わらず多くいますね。

 この皮相な見方に加えて、往往にして基本の集合でしかない、つまり習った基礎的知識確認の問題レベルに留まり、その運用である思考力を問う問題、基本を活用してまた組み合わせて応用を解くといった入試レベルの次元に、どうもまだ繋がっていない実力テストや塾や専門業者の学力評価テスト(すべてとは言いません。結構あるということです)に、判断の基準を任せ過ぎるのも油断無きにしも非ず、といえるでしょうか。
 
 では、この学力評価テスト問題集のレベルと質はどのようなものか。
 学校の実力テストや塾などの学力評価テストよりは、高い。生徒の力をまともに正面から見据えて作っていますので、当然そうなります。一言でいうなら、公立入試に近い雰囲気、密度にしてあります。

 数・英と国、また理・社のつくりは微妙に違います。やってもらえばすぐにわかることですが、設問の甘さ、適当に答えれば適当に点が取れる問題、乃至問題形式は、出来るだけ排除してあります。しかし、決して難解で高度な問題は出してはいません。基本とその運用、一部応用(数・英に関して)も混ぜていますが、あくまで習った知識が深く正しく理解されているか、また覚えてい
るかを問う問題レベルで構成しています。

 ただし、生徒が簡単だと感じたり、平均点も70点そこそこあるような甘い内容ではなく、また制限時間(殆ど40分の設定)もゆっくり解いてあまるようなたるい問題量ではないので、適度な緊張感と問題をこなす要領も問われるでしょう。

 平均点は、仮想ですがたとえば次のような感じになるかと思います。
 数-42.8点、英-43.5点、国-46.2点、理-41.3点、社-44.1点

 いまの公立中学生の勉強のしかたとその学力の実態を長年観てきて、このテスト問題集での成績は、上記の数値を下方修正することは多少あっても、上方に移行する誤差はまずないでしょう。1回から4回までおよそこのレベルを保って作りました(ひとつの目安に)。それにしてもひどい点数といいますか、定期テストでちょうど平均点が70点前後とするなら、その前後の点数を取っている生徒の学力の中身は、まさに上記の点数になるかと想像されるわけです。力の実態は、いつも厳しいものです。

 では80点以上を取っている生徒の学力とはどのようなものでしょうか? さらに、5教科の合計が430点前後を取ってまずまず健闘している生徒の場合、また絶えず450点以上取っている優秀な生徒の場合はどうでしょうか? ここでのその詳細な分析や傾向は差し控えます。あまりにいろいろなケース、症状がありますので。

 ただ願わくば、その成績が実力と結びついて欲しいということ。学力の空洞化をつぶさに観てきた長年の経験から、そしてその補充を日常的に積んで埋めてきた体験から、表面に出てきて見える結果と、本人が内側に蓄えている力との落差は、思いのほか在るのが通例ですから、自分で頑張って勉強している生徒も、塾に通って学力テストを受け比較的わかっているように見えている生徒も、そしてそのご父母の方も、学力判断の眼をできるだけ見誤りないようにしたいものです。

 この学力評価テスト問題集は、偏差値を詳細に測ることは出来ません。一応の目安と基準はホームページ上に明記しておきますが、あくまで、100点満点で如何に点数が取れるか、どのくらいの力を5教科で現在所有しているのか、それを測るためのものです。
 
 一例を引いておきますと、もし公立トップ校を目指している場合なら、400点(500点満点)を超えることが条件となるでしょう。中2で規定していますので、まだこのくらいでいいのですが、本来はこの内容とランクのテストでは9割以上を取りたいのですが、そこまではまだ要求することには無理があります。また400点取れれば、一般の学力テスト(公立中学生対象)なら偏差値は68以上を取れる学力はあります。

 ところが現実、定期テストで92,3点を取っている生徒の多くが、350点を取るのがやっと、ひどければ300点そこそこの生徒も出てくるでしょう。それは、非常に甘い学力、そして勉強の中身だといわざるを得ません。考えてもみてください。これは公立中学生対象の、その学習範囲と進度、深さの内容に止めているわけで、ゾーンを拡げれば、即ち私立中学の学習範囲と深さも鑑みると、問題の質とレベルは、突っ込んで掘り下げたまたは詳細な細部の問題、そして発展的な問題があるわけで、それらは意識的に採り上げていないのです。

 昔の基準からいっても、またいまの全体の範囲から瞰ても、いいところ8割の学力の範囲に止めているわけで、たとえ400点が取れて優秀だとしても、机上では64%の力でしかない、と厳しく言えばそういう視点も成り立ちます。満足していてはいけない点数です。その眼からいえば、350点が如何に物足りないかはお解かりいただけるかと思います。平均点の220点前後(?)となると、うーん、言葉がありません・・・。

 日々の学習が大切。数・英ばかりに気持ちも時間も傾けない、バランスの取れた5科目の学習(平均的にという意味ではない。もちろん数・英にかける時間は多い)が、やはり大切。受身ではなく、自分の力で、考える勉強も覚えこむ勉強ももっときっちりしなければ。それらができ、志望とする高校があり、自分の力を顧みて見つめ、何が足りないか、また何が現状上手くいけているか、その確認と次なる進歩への指針として、このテスト問題集が役立てばさいわいです。