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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§131 教材のレベルについて
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 最近、「そちらのホームページを見て興味があるのですが、一体どのようなレベルの教材なのでしょうか?」という問い合わせが、メールや時にお電話でいただいたりすることが多くなって来ましたので、それも中学生ばかりでなく小学生(5,6年)のご父母の方からも結構ご質問等が寄せられますので、ここで少し、その説明をさせていただきたいと思います。

 すでにご購入いただいて勉強をされている生徒やご父母の皆様には、あらためて申し上げるまでもないことなのですが、そしてまたこのメルマガを継続してお読みいただいている方にも、大体その内容と作成趣旨及びレベルはおわかりかとも判断いたしているのですが、その場合はまあ、適当に読んでもらえばと。

 しかし、あらたまって書こうとすると、まるで聞きたくもない自己紹介みたいで堅苦しいだろうと推察するし、私自身もちょっと億劫だし、そして自己宣伝が強くなりすぎて気にそぐわない(各問題集が出来上がったときは、それなりの熱き想い、感情移入なども手伝って、強く訴えたい面もつい前に出るのですが。まあ、勝手な言い分ですね)など、そしてすでにホームページ上でも、
「問題集作成の動機と意図」「問題作成におけるコダワリとポリシー 」を公表しているので、繰り返し同じことを述べる気は起こりません。では、そんなものは書くなと言われれば、立つ瀬がないわけで・・・。

 あとは勝手に判断してくれ、いや、判断してご叡慮を賜りたい、と切に祈うばかりです。それは、作家が自分の完成した作品を振り返らないように、画家が二度と同じキャンバスに向かわないように、そんな喩えは例によって大袈裟に過ぎますが、でも心情的には何か、その一端に通じるものがあります。

 こころを込めて、またわが叡智を傾けて(それほどないのがつらいところです。つらいだけに、10個仕入れてはそのうち1個を、掘って掘って掘り下げて、なんとか自分のものにする努力を傾けてはいますが)、そして歳月も費やして創り上げたものですから(この科白も陳腐になってきたかな)、内容とレベル、また独自性とその効果には随分と自信は在るのですが、一々ここがいいとか、あそこがほかのに較べて数段優れているとかアピールするのもおこがましいし、早い話が実際に使ってみれば、その内容と問題構成に、そしてなにより力をつけるみなもとに気づいてもらえるとは思うんです。

 されど、問題のレベルにつきましてはそんなに度々は言及していませんので、ここで再度確認をしておきます。

 まず学習量ですが、新指導要領の3割減の学習内容には従っていません。形式的なものは準じて変更、改訂はしていますが、学ぶ内容は旧来の学習要領をかなり尊重して、そのレベルを維持しています。しかし、それよりも、教科書の内容がどうだこうだという視野に立って問題作りをしているのではなく、中学校ではこれだけのことは知って、大いにできるようになっておかねばならない、また当然理解して覚えておかねばいけないよ、という観点で作成しているつもりです。

 よってその個々の問題基準は、基礎の徹底に8割上を割いていますが、常に高校入試を視た問題作りの視点を隅々まで行き渡らせているつもりでいますので、たとえ学校で数学・英語の内申レベルが10の生徒ですら、すべてを吸収することは難しい、といえます。なぜそういうことが明言できるかといえば、これらの問題集を用いて、実際に少なからぬ生徒を10の力にもっていった経験があるからですが、その目で観ても、どうも吸収した量は8か9の割合にしか過ぎないからです。

 逆にいえば、8か9の割合をものにすれば、公立中学生を対象とする学力評価テストでの偏差値は68を超える程度までつくということです。いわゆる公立トップ校への対応です。ついでに申し上げればその上の、私立超難関校といわれる高校への対応は不完全であります。現実の中学校の、たよりなく、曖昧で、基礎ばかりしか行わない授業と高校入試との力のギャップは、ほぼ完璧に埋めているつもりですが、上の学力評価の基準でいうところの偏差値73や75のあたる超難関私立校へは、数学に措いては、さらに上の応用発展の問題とその解法の知識がいるわけで、また英語の措いても、中学過程は軽く卒業して高校文法の基礎過程(公立高校でいうところの1,2年の学習)だけは最低学ばねならず、そういうものは明らかに取り上げていません。

 そういうこちらの作成意図とは裏腹に、学ぶ内容は同じとしてそのスピードの絶対値が違うわけですが、私立中学生や国立附属の中学生にも案外多く利用してもらっており、とてもうれしくも思っている次第です。