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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§174 英語の復習のしかたについて
<中1英語REVIEW・中学英語/1・2年の復習&実力アップ問題集を使った場合で> 

 今回は英語の学習のなかで、復習のしかたについて、拘って書いてみたいと思います。

 しかし、復習をいつ、どういう目的でするのか、また生徒自身がどのくらいの英語の力を持ってするのか、そのタイミングや実力の度合いによって復習のしかたも要する時間も自ずと異なってくるのは当然です。

 そこで限定するわけではありませんが一応パターンとして多い、そして、E-juku1st.Comの「中1英語REVIEWまたは中学英語/1・2年の復習&実力アップ問題集」をご利用されて、その際に勉強の進め方でお問い合わせが多いご質問を念頭において、以下書いてみます。

 塾に通っている生徒もいれば通っていない生徒もいますね。英語をそれなりに学習してきて、学校での定期テストではそこそこ点数が取れている。80点前後の生徒もいれば、90点近く取れている生徒もいる。しかし実力テストになるとどうもガクンと点数が下がる。習ったことができない。ある程度出来たつもりでも結果、自分でも思わぬところを間違っていて赤でペケや修正がついている。5,6点下がっているのならわかるけど、自分の予想点より15点も下だったりする。また、「実力をつける英語メルマガ」をしてみれば、採点で60点も取れない、などなど。

 厳しい言い方をしますが、上の状態でない生徒も当然います。定期テストで60点前後だったり、50点も取れないような生徒で、3分の1はこのゾーンです。この学力は「復習」ではなく、一からやり直しです。「復習」とは、習ったことをそこそこ覚えているが、一部分ややこしいところを忘れていたり、勉強の量が少なくて浅い知識でしかなく理解も暗記も不十分な単元・分野などを、も
う一度鍛えなおす、抜けた穴を塞ぐときに用いる言葉であるはずです。

 つまり大まかにいって、基本なら7,8割はまあ覚えているが(応用ではありませんよ、決して。応用なんてそもそもいまの公立中学では習いません。それでいて高校受験では出るんですから、矛盾していますね)、残りの2,3割に不安がある、欠落している、そういう学力状態にある場合に、復習という作業が必要なのであり、また有効なのです。

 ところが生徒の現実はどうか? 復習なんて言葉では生温い、一からやり直しではないか?! そのような実力しか持たない生徒は多い。この中には50点以下や60点前後だったりする生徒はもちろん、最初に描いた80点前後の生徒もかなりの割合で含まれるのだから、十分に気をつけてもらいたいと思う。さらにこのことが、社会や理科になると、基本なら7,8割はまあ覚えているが、ではなくて、まったく逆転しちまい、残りの2,3割が覚えている量にあたる生徒が、全体の8割ぐらいにも上るのだから、まあ、ほんとうに、唖然とします。

 そのことは一般に、中3になれば認識するわけです。ここで書いている数値は、実力テストなどで出てくる点数ではありません。わたし自身が現場にいて、自ら問いを逐一発し、また基本の集積をまとめたテストや問題を通して認識している生徒の学力把握です。まさに裸の知識です。ですから、テストになると適当に書けばまぐれで出来る問題や、あるいは出題の中にヒントがある問題などで点数として出てくる結果は、40点とか50点(これは平均点でしょう)になるのが普通です。

 ですからたとえば50点なら、50%の知識があるのかといえば、そうではなくその実態は、わたしが裸の知識として捉えているところの3割がいいところなのです。実力の正体、の厳しい認識ですが、ご参考になる点があれば。

 話しが少し逸れました。英語の場合は費やす時間も通常に取り組む姿勢も異なるわけで、その外見の様子も出てくる結果も違いますし、実力を把握する尺度もまた別の視点が要ります。しかし、根底に流れているのものはそんなに変わるものでもありません。これは体験上、つくづく感じてきました。

 さて、一番初めに書きました生徒、そこそこはテストの結果は出しているんだけどどうもいまの自分の英語力に不安と戸惑いを自覚している生徒、学習範囲のことはなんとか出来るが、それよりもっと基本の部分でミスを出して実力が伴わない生徒、さらには英語が下降気味で理解不足を意識している生徒などに対して、中1英語REVIEWまたは中2英語REVIEWをする場合のアドバイスです。(他の教材や問題集をご利用されてる場合でも、なにかしらご参考に出来る点があれば幸いです。)

 勉強の具体的なしかたはホームページ上でも書いております。
 URL: http://www.e-juku1st.com/review/english1howtostudy.htm
 同じになりますが、ここでも再度明記しておきます。

1.短期集中して成し遂げるということ。中1復習の場合1ヶ月、ゆっくりでも2 ヶ月で完了するよう  に計画を立て、そしてこつこつ実行すること。中2&中1 復習の場合は、2ヶ月を目標に、ずれ ても3ヶ月以内に完了する。 なぜか?! 意欲と集中力はそう長くは続かないから。

2.ミスとわからなかった箇所は、必ずノートにやり直すこと!
 なぜか?! やりっぱなしは頭に残らないから。

3.大事なことは、理解するのはもちろんだけど、それ以上に覚えきる、暗記し てしまうということ ! 何度も出てくる熟語や構文は特にね。手をフルに使って勉強して下さい。また、学習計画  はページだけで割り振らないほうがいい。4,5ページ順調に進む場合もあれば、1ページするの にとても苦労することもあるから。要は中身の時間だね。

 ところが、ご父母の方はご心配のあまりさらに綿密な、そして困難な学習をしようとされるケースが多く見受けられます。たとえば次のような例です。

・「1日1枚のプリントをする。次の日はその直しをして、次の1枚をする。週に7枚の予定。      中1REVIEW52枚だから、7週間少しかかりますが、どうでしょうか?」

・「とにかく何日かかるかわかりませんが、一通り済ませたら、もう一度最初からやり直したい。これを3回ほど繰り返したら、英語の力はかなりつくかと思っているのですが」

・「2〜3枚を一日でして、次の日覚えてるかもう一度同じプリントをする。2〜3回して次のプリントへ」

 わたしの考えは、「習った範囲の学習は集中して大急ぎでやれ」ということに尽きるのです。なぜか? どうしてじっくりていねいに、また同じ問題を繰り返してやらずに、集中して大急ぎでやれというのか?

 その理由は以下。

 人間のやる気はそう長く持続はしない、ということです。ましてや、対象が勉強でしょう。ほんとうに勉強が好きで好きでしかたがない者は別ですが、わたしも含めそうそう長くは最初の意思、どうしてもやらねばならないという強い衝動、モチベーションなどは、時間が経つにつれ薄れていくものでしょう。それは自然なことです。最後まで仕上げるのに必ず途中、嫌気が差し、マンネリを感じ、またその日の気分でやりたくない、深い意味はないがいま目の前の作業が非常に億劫に感じてしまう、そういう日もあります。

 さらに、予定通りしようと思っても、テストが近づいてその間勉強が中断したり、別の作業、生徒ですから他の勉強が重なってきたりして、予定が崩れるどころか、いつの間にか気持ちそのものが冷めてしまうことだって十分考えられます。

 その意味で、気持ちを常に前向きに、いや、攻撃的に、前につんのめった気持ちで攻め続けること、少々の壁や問題点など突き破る気迫で臨むこと、そして打破していくことが、何より大切かと思います。この場合、停滞は何より敵です。孫子の言葉に、「巧遅は拙速に如かず」というものがあります。その意味は一般的に、「いくら仕事が巧みでも、遅くて間に合わなければ意味がない。むしろ少しぐらい拙くても速いほうがよいのである」です。勉強における「復習」の位置もこれに準じる、とわたしは考えています。

 巧みでもなかなか捗らないやり方は、倦んでしまうのです。敵は自分自身ですから、絶えず奮い立たせるには、少々穴が開いていようが結果を出していく、そして積み上げていく、その前に進む推進力をなにより大切にすべきである、と思います。途中で厭きがきて、最後まで続けることができなければ、効果なんて期待すべくもありません。何事も中途半端なところで終わって、人はそこから何を学ぶのでしょうか? 最後までやり終えてはじめて、全体を眺めることができるのでしょうし、身についた手応えとともに、まだ身についていないことや取りこぼしているものも強く意識し得るのでしょう。それは次の勉強に繋がりますね。ですから、やり出したら最後まで突っ走ること、これがこの場合の復習のしかたの要諦です。

 集中して大急ぎでやれ、といっても、中1英語REVIEW52枚なら1ヶ月、中2英語REVIEW95枚なら2ヶ月は最低かかります。実際、これらの問題集をし終えて見事に立ち直った生徒、確かな実力を持ちえた生徒でも、上記の期間で済ませることはなかなかしんどいようです。常に自分の素の実力と対峙し、それを見つめることになりますから。よくある短期講習などで習った内容をさらっと復習する勉強とは、根底から質を異にします。

 英語の学習においていままで何が足りなかったのか、どのような視点と注意力で英文を観るのか、そのような基本的なことを、具体的で決して難易度の高くない問題演習を通して学んでいけるように作ってあります。また、次第に進めていく勉強のなかで、大切な文法ルールと知っておかねばならない約束事などが繰り返し出て来るように、そしてそれらを吸収しなければならないように構成してあります。

 最後は宣伝くさくなってしまいましたが、いずれにせよ「復習」という学習をする際の、ひとつの指針になればと思っている次第です。