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 中学生の学習のしかた by Toppo
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147 公立トップ校への体験談<合格への道> 

 今回は特別、今春公立高校に合格されたお母様からのお便りを、ご紹介させていただきます。こちらから寄稿をご依頼して、ご協力賜りました。篤くお礼申し上げます。

 ○○県の中でも1,2を争う公立トップ校に見事合格されたのですが、その体験談、志望校を目指す過程を書いていただきました。これから志望する高校へ向けて勉強に励む生徒やその父兄の方に、また、いまはまだ中1や中2だけれども、成績を上げて、できるだけ上位の高校を目指そうと考えている生徒やそのお母様たちに、以下の内容が少しでもお役に立つこと、また参考になればと思っている次第です。


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 我が家には、今春、地区のトップ校と呼ばれる公立高校に合格し、通学し始めた娘がおります。

 この娘、中学の2,3年の二年間、トッポ先生と先生の問題集にどれだけ支えられ、実力をつけていただけたか知れません。もちろん、通塾生ではありません。苦手科目もありました。問題集をいつも、計画通りに、順調に進めていたわけでは、決してありません。けれども、最終、5教科の得点力を揃えるまでになりました。力を付けていく上で、娘にとって、これ以上の問題集はなかったと思っています。

 では、経緯をお話したいと思います。

 教育不熱心だった私の元で、お勉強系の習い事ひとつさせてもらうことなく中1の3学期を迎えた娘。ポツリと「英語が良くわからない。」
情けないのですが、この時点ではじめて、慌てて、いろいろ検索したのでした。そして、トッポ先生のHPに辿り着き、私は意識改革(?)されました。

 トッポ先生の勧めで、メルマガの確認テストを受けさせようとしたのですが、本人は、「英語を何とかしたい。」などと、あまり思ってなかったのです。学校のテストは、そこそこ取れていたので、危機感がないのは当然だったかもしれませんが。しぶしぶ受けたそのテストの結果は、・・・・悲惨でした・・・。50点にも満たなかったのです。

 そこで、「中1英語REVIEW 問題集」をすることにしたのですが、申し込むまでが大変! 思春期の難しい年頃、素直に親の言うことなど聞き入れません。しかも、今まで勉強の「べ」の字も言わなかった母親が豹変(?)したのですから面食らったのでしょう。反発するのは当然の成り行きでした。それでも、説得に仕方なく応じて、英語が大の苦手の、頼りにならない母親の私と”茨の道”への二人三脚が始まりました。2年生の5月ごろでした。

 何が”茨”なのか?
 休日もほとんどないハードな部活動をしていました。
ゆえに、いつもくたくた。学校の宿題以外の学習習慣がありませんでした。ゆえに、頭も体も急には変われない。口と耳と手を動かして覚えていかなくてはいけないものを、頭で理解してから前に進もうとする。「知らない単語ばかり出てくる。」と苛立ち、「書いて覚えるんだ。」と言えば、「手が痛い!!」と怒り出す状態でした。「英語は嫌い!」とよく言っていましたね。

 すったもんだしながら(投げ出したくなりながら)、随分経ったころ、突然すらすらと進むようになってきたのです。何度も何度も、間違えやすい箇所が、繰り返し出てくると、不思議と問題から先生の声が聞こえてくるようでした。(聞いたこともないのに。)「ええ加減、もう覚えたやろうな!」と言う声が。先生はよく、「自然に身につくなんてことはない。」と書いておられますが、先生の問題集に関しては、やっているうちに、自然と、「何に気をつけなければいけないのか」「ここは間違えやすいんだな」ということを気づかされます。問題集を始める前は、手も足も出なかった英作も、終わるころには書けるようになっていました。これはすごいことだと思います。

 その後、夏休みに「中2数・英問題集」に移り、1学期分の復習を、と思っていましたが、部活が異常に忙しく(本人は、しんどいながら、楽しくて夢中)、手を付けずじまい。9月ひと月で(先生には無謀と言われましたが)英語の復習を終えました。このころはまだ、「英語は嫌い。」と言っていましたね。

この年齢になってからでは、これほどまでに学習習慣はつかないのか、と絶望する(?)ほど、思い出したように、たまに英語に取り組むくらいで、数学は、定期テスト対策に手を付けただけでした。(それも、自分からではありません。)そんな状態でしたが、英語の力は少しはついていたのか、2学期の通知表は念願(本人の念願ではありませんね、私のです。)の「5」を頂いてきました。それはもう、感激しました。それまでは、「5」には程遠い「4」だったのです。

 英語に関しては、本人の意思に反して、荒治療(?)を行ってきましたので、多少、後ろめたさがあったのですが、中3の後半になって、「あの時、母さんが気づいてくれたから・・・」と言ってくれたときには、罪悪感も消え去り、ホッとしました。

 英語は少しずつ嫌いでなくなってきたようですが、2年の間にもうひとつ厄介なのが浮上してきたんです。社会でした。嫌いじゃなかったようですが・・・。

 そして、いよいよ受験生になる春。娘の志望校はトップ高です。けれども、英語はまだ心もとない。数学は、演習が足りず、安定していない。国語もたまに調子が悪い。社会は、大の問題科目。安定しているのは理科のみ、という状態。おまけに、部活は秋までありますし、学習習慣はついていない。2月に受けた模試の偏差値は、62.9(5教科)。「射程圏内」と先生に励ましていただいたものの、難しいのではないか、と私は考えていました。

 3年の学習は、特急で作ってくださっていた「入試社会の攻略」、「入試図形問題の攻略」「中3数・英問題集」(数学は出来ませんでした。)と並行して塾に通い<中3から>、数・英の予習に当てることにしました。

入試社会の問題集を初めて目にしたとき、「すごーい!」と二人で歓声を上げました。本来、自分でこうやって、文化や政治などに分けて、まとめていけば一番よいのでしょうが、そういう時間も取れない娘にとっては、宝物のような問題集でした。地理も何を覚えておいたらよいのか、どのようにグラフなどを読み取っていたらいいのか、やっているうちに身につくように作られていました。

 年表をトイレにも張り、1回目、挑戦!
結果は、見事に、答案用紙が真っ赤に・・・。娘は呆然としていました。教科書や用語集などで確認しながら、覚えているようでした。

 ただ、もともと、数学を解く方が好きな子なので、図形の問題集を始めると、社会を後回しにしてしまいます。この図形も自分で解けるまで、解説は見ようとしないので、時間がかかるばかりでどんどん溜まっていってました。(しかしながら、この要領の悪いマイペースさが、最後には図形の力として発揮されたのですが。)

 英語のほうは、慣れてきたのか、短時間でこなせるようになっていたようで、問題集の後、メルマガで確認、と言う流れを作っていたようです。「英語、面白くなってきた。」と言うようになっていました。

 受験生にとって大切と言われる夏休み。娘は、毎日部活通いだったので、限りある時間の中で、弱点科目の社会と英語に絞って勉強していました。もちろん、トッポ先生の問題集で。その甲斐あって、夏の模試では英語の偏差値が69、社会は2月に偏差値50台だったのが70を超えました。

 しかし、社会は2学期にはいってからの学校の実力テストでは、反映されず、10月には体調を崩し、がんばっているつもりなのに、学校の点数は伸びない。このころは苦しい時期でした。

 が、3学期に入ってからは、いきなり社会の点数が跳ね上がり、受験まで保ち続けられました。本人の話では、年表を覚えていたのがとても役に立った、地理が結構面白くなったし、歴史の流れがよくわかるようになった、ということです。

 このころ、英語のほうは、「中3英語実力&入試対策問題集」に取り組んでいましたが、これは難しく、メルマガのように、簡単にはいかなかったようです。それにしても、先生の問題集のおかげで、文法はしっかり身につきました。何より、英語は体に染み込ませる、ということを教えていただけたと思っています。

 また、数学は、塾と図形特訓との相乗効果が出てきて、図形の溜まっていた問題は、どんどん解き進んで行けるようになっていました。問題を見ると、補助線がスーッと見えるようになり、解き方も浮かんでくるようになったそうです。テストで選択問題があると、迷わず「図形」を選ぶほど得意になっていました。最終の模試の偏差値は、78という数値でしたから、びっくりしてしまいました。実際の入試でも、図形を選択し、高校で入試の点数を尋ねると、なんと数学は満点だったそうです。

 中3の1年間で、何度か模試を受けましたが、その平均値は5教科で 70を超えました。ここまで成績を伸ばせたのは、先生の問題集のおかげ、いつも励まし続けてくださったトッポ先生のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 娘は今、あこがれだった高校の生徒の仲間入りが出来、部活に、宿題に励んでいます。