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▼ 高校入試でターイセツなこと、って何だ?! ▼ |
NO.711 夏休み明けの実力テスト対策に向けて <前もって知るべし> あとになって、気づく――。本人なりにいろいろやっているのだろうけれど、 実力テストが返ってきてその結果をみて・・・。このミスは、前もって演習し 確認事項として押さえておけば防げたのではないだろうか、あるいはこの問題 は自分ではわかっていたはずなのに、その解法や注意点などついうっかりして 忘れてしまってできなかったとか、この問題はまず出るだろうから速く確実に 解けるように演習しておくべきだったなあとか、こうした反省や後悔は実力テ ストのあと、よく出る。 だったら、実力テストを受けるまえにしっかりこれらをやっておけよ、とい うことになるが、生徒はどうもこの当然わかりきったことが意外と苦手という か、実は何をどうやればいいのか具体的にはわかっていなかったということが 多いです。 あるいは、計算問題ならいざ知らず、基礎の上に成り立ったひとつの知識ま たはその運用が試されている問題が出題されるのに、どうやら的外れな基礎ば っかり確認したり復習したりと、こうしたまずい勉強をしている生徒は、通塾 の有無に関わらず実に多いものです。だから、数・英などの実力テストの平均 点は、45点から50点前後に結局なるんでしょうね・・・。 ====================================================================== ここから今回たいへん恐縮ですが、当E-juku1st.Comからの宣伝となります。 もしよろしければ続きを・・・、お読みください。 ====================================================================== ある中3生の例。 ・「中3数学実力テスト対策問題集と英語の実力テスト対策問題集」を利用し て勉強しています。 塾の模試(6月度)の偏差値は5教科で65。しかし、数・英はどちらも59で、 他教科に較べ、もうひと踏ん張りこれからがんばらねばいけないところ。 「実力テストの数学は、先生の問題集にある問題と同じような問題が出て点数 的には前回よりも10点アップの80点でした。やはり先生の問題集でアドバイス 通り勉強しておいてよかったなと思います」 というメールを、いただきました。 しかし、数学の実力テスト対策問題集の第2回目(夏休み明けの対策)をや り終えところ、Aのテストでは75点だったのに、Bのテストでは63点と下がっ てしまった。この原因は図形問題で、12点も落としてしまったことが大きく 響いてます。 ちなみに上記数学問題集の構成と勉強の段取りは、Aのテストをまずはじめ にやって、自分のいま持っている力を知ります。そのあと、必要とする知識の 確認と具体的な実力の補強をするため、問題演習を8枚ほど行います。その成 果をみるために、Bのテストがあります。BはAより意識的にレベルをすこしだ け上げて作ってあるので、点数が下がるのはある程度しかたない面があるとも いえるのですが、それにしても焦点があった問題演習をして、知識の肉づけと 補強をしたのですから、Bのテストでは、最低でも同じ点数くらいか、あるい はややアップした点数がとれるのが望ましいわけです。 つまり、この生徒の場合(多くの生徒も同じですね)、図形問題に対応、処 理する能力に、まだしっかりしたものが形成できていないのです。それもこの 時期、夏休み明けの実力テストまでのテスト内容というものは、入試本番の図 形問題とは異なって、それほど高いレベルのものは出題されることはほとんど なく、応用問題といっても、基礎の応用か応用レベルの基礎程度にしかすぎな いのがふつうです。(ここをよく認識しておいてください。) さて、どうするか? そのアドバイスの詳細はここでは書きませんが、こう した数学の能力がどういものか、テスト前にすくなくとも自分でわかっていな ければならないし、埋める勉強を積むのが実力テスト対策に向けた基本の勉強 の姿でしょう。 学校のテストレベルよりも厳しめに作ってある(英語も同様)にしても、前 もっての予行演習をして自分の不備に気づいたのだか、75点だったのが63点と 下がってしまったのは、どうもまだいけません。勉強のしかたそのものにまだ 不備と拙さがある証拠です。しかし、学校の実力テストの問題では以前より10 点アップの80点とれたのは、なによりでした。 しかし、一般には、逆のケースになることが多いのをご存じでしょうか? つまり、上記で書いたように、どうも的が合っていないまずい勉強をしていれ ば、80数点とれたつもりが結果、63点になるってケースです。これは往々にし てあります。ほんとにポイントをはずさない勉強をしてもらいたいと思います。 次に、英語はどうか。 「英語の方は第1回のAのテストでは47点(注:中3英語実力テスト対策問題集) だったのが、対策の成果(Aのテストのあとの問題演習プリントがそこそこあ ります)がかなり出てBでは75点でした。学校の英語は、91点取れました。」 英語は数学に較べ、対策の効果のブレはすくないといえます。出題の内容が 大きく変動することはあまりなく、つまり、ミスした問題や忘れてしまった問 題、あるいはまだ身についていなかった知識などは、くり返しの学習のなかで 覚えて補強すればいいので、その蓄積具合が点数にストレートに反映します。 この生徒の場合、第2回目が書かれていませんが第1回目の場合、47点から75 点と第かなり上がりました。ただし、1,2年の範囲である第1回目のテストで 47点とは、けっこうヤバイ実力しかなかったことは、あらかじめ判りましたね。 定期テストとかではおそらく80点以上(90点以上かもしれない・・・)はふ つうにとっていたでしょう。そして塾での勉強もしっかりやっていたものと想 われますが、まあ偏差値59くらいの実力ならこの程度の点数(第1回目)にな るのかもしれません。しかし第2回目の対策もやったことでしょうから、実力 テストの点数はまずまずのものになりました。 と、ここまで、ある中3生の例を引いて書きました。 夏休みの期間、実力テスト対策に向けた勉強をどういうふうに進めていくか、 その対策でどのようなものを使えばよいかと考えている生徒は、一度下記の問 題集をご参照ください。きっと具体的な勉強のしかたがみつかり、お役に立て るものがあるでしょう。 なお、今回のメルマガに関連して「数・英実力テスト対策の問題集」を特別 に、期間限定「10%引き」のご販売をさせていただくことにしました! ただしこの問題集は、たんに夏休み明けの実力テストだけではなく、その後 の実力テスト対策にも寄与できるもので、またいままでの復習にも利用でき、 入試に向けた実力補強にも大いに効果がある問題集ですので、その目線でご検 討ください。 この「数・英の各実力対策問題集」は中2生と中3生対象になります。中1生 には「中1英語の土台構築110%問題集」を、また小5・6生には「力のある算数」 を合わせて「10%引き」対象の問題集とさせていただきました。初めて使おう かなと考えている生徒には、どちらもこの時期から勉強するには最適の問題集 かと考えています。 |