中1英語の学習の進め方 by Toppo     戻る
6.現在進行形<NO.1〜6>
 1回目と2回目 NO.1〜NO.5の5枚 <文法Pt.NO.22>

学習内容は「現在進行形の文の作り方とさまざまな演習」です。
 現在進行形は「be 動詞+〜ing」の形で、その訳は「〜しています」。
 習った当初は、また習っている間は、この「be 動詞+〜ing」の動詞部分の形はわかっている
のだが、時間が経つと、生徒のなかの或る者は、be 動詞を抜かして〜ing形だけを書いてしまう
ことがある。それはごく少数だが、英語が苦手で途中から入塾してきた生徒に限っては殆ど、
現在進行形の文をテストに出すと、be 動詞を抜かした〜ing形だけを書いてしまうから、これは
もう、英語ができない、また実力がない生徒の法則みたいな感じがする。

 こんなことは基本をしていると、90%以上は防げるんだけどね。
 その基本とは何か、ですって? それは、「音読」でしょう。最初は考えつつの、また意味と文
法を知りながらの反復の読みだけど、20回も大事な基本構文を読めば、頭ではなく身体に沁み
こんだ、理屈のない英文が、口から出てくるはずなんだけどね。またそして、かなり多くの英文
を演習すれば(この問題集はいやが上にも演習するように、また考えなければならないように作
ってある)、be 動詞の抜けた進行形の英文なんか、書けるはずがない道理なんだが。まあ、そ
の道理が通じない生徒も稀にはいるのだけど。
 
 文法ノート音読は、このページの学習の、当初からの基本中のひとつであるが、くれぐれも励
行のこと。

 またもう一点、指摘しておくと、現在進行形の訳ですね。
 「〜しています」 また「〜しているところです」」でもいいが。
 それが和訳する際、現在形の「〜します」と混同してしまう生徒がいるのだ。まだ早いが、過去
進行形「〜していました」<中2学習>を習うと、さらに拍車がかかる。
 〜します、と、〜していますの区別が、長文の和訳になんかなると特に、日本語に反映されな
いケースが現れる。それも本人にはあまり意識にないから、そして普通に訳しているつもりだか
ら、なおさら厄介だ。ここにも国語力の基盤の弱さが出ている。

 冷静に観れば、また客観的に観ればなんてことないことが、そしてなんてない区別が、現実の
なかでは理解不能な、またさまざまな学習上のトラブルと問題点を引き起こす。
 現在形と現在進行形の訳の区別を明確にすること!

 ちなみに、have(持っている、という意味の場合)、know、like、belong to〜(〜に所属している)
wantなどの動詞は、進行形にならない! <暗記>


学習のポイントと注意点、課題
◎1回目;Pt.NO.1〜2(文法ノート音読・問題演習・ノート直し)
・現在分詞形<〜ing>の作り方を知る。e は落として〜ing。y はそのままつけて〜ing。
 子音が重なるものは暗記! swimming,running,cutting,putting など。
 あと、lie→ lying 、die→ dyingは私立入試でも出るから、ここで覚えるべし!
・否定文、疑問文の作り方を学ぶ。簡単。相変わらず?マークのつけ忘れ、しないように!

◎2回目;Pt.NO.3〜5(問題演習・ノート直し)
・NO.3の<Q.6>現在進行形から現在形にせよ。こちらのほうがミスは多い。それは3単現のs
 常に主語の人称を見る! 3人称単数なら、一般動詞にsがつくのは当たり前。その当たり前
が、瞬時に見分けがつき、常にできること。現在形は現在形の文法ルール!
・NO.4:現在進行形は現在進行形で答える。
・NO.5の<Q.11>1番。someがanyに転換できただろうか?! もうこの指摘はしたくないぐらい
だ。このNO.5がすらすらできる力が欲しいね。ミスは2問以下でいい。

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