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 中学生の学習のしかた by Toppo
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§201 問題集を作る裏側の話 VOL.2<地理の問題集> 

 歴史の通年用問題集に続き、地理の問題集「実力をつける地理」。ホームページ上に載せてある説明ですが、以下そのまま明記させていただきます。

 全92枚(B-4Pt.)、17の内容項目に別け、「実力確認編、入試問題演習編、再学習編」の3部構成になっています。中1・2生が平常の地理のまとめと整理の学習に大いに役立つよう、そしてなにより、実力を高める数々のポイントと独自なノウハウを問題のなかに織り込んで作ってあるので、定期テストや実力テスト対策はもちろん、入試対策までこれ1冊で通じる、まさにどこにもない貴重な問題集となっています。

 たとえば1例。
 4大工業地帯がありますね。いまはもう他の工業地区が大いに発達し、その工業出荷額もとても大きくなり、そのため北九州工業地帯を除いた3大工業地帯が一般的です。その内訳と特徴を掴んでおくのは基本としても、もう問題としては成立しにくくなっている。それに替えて各都道府県の工業出荷額のグラフの比較が、いまは問題の主流です。京浜工業地帯は印刷と出版の割合が高い、を覚えていても問題には対応できないわけです。つまり東京都と神奈川県の区別ができなくてはなりません。東京都は簡単ですから出題されるのはどこかといえば、千葉県と神奈川県、そして関東なら内陸部の栃木か群馬(これは機械工業がさかん)、または全国の他の2県との比較です。この千葉と神奈川を押さえてあと、愛知県を加えた3県の内容をしっかりマークしておけば(暗記)、問題の正解は8割は出ます。

しかしこれではまだ不十分で何を徹底して覚えるかといえば、「人口」です。47都道府県すべて覚えるのはもちろん無理で、また人口ですから増減はつきものですが、それでもおよそのところを、そして500万以上と100万以下の県を暗記しておけば、上記の工業関係だけでなく他の問題にも、その資料(統計やグラフ)の出し方はいろいろあるものの、95%以上の確率でしかもすばやく判断、簡単に解くことができます。

 これはほんのひとつのノウハウですが、こういった暗記すべき点はとことん覚えこむ、逆に中途半端で表面的な内容は思い切って削る(かなり熟慮検討していますが)、何が大事で、またポイントになるかを常に明示し、それらを理解し、追及し、暗記し、深く身につけなければならないか、その勉強を問題を通して教える、そういう実践的な、独自性溢れた問題集に仕上げました。

 この問題集を通して、偏差値70以上を目指してください。また、社会は学年で1番を取ってください。それに十分応える問題集であると、秘かに自負しております。その条件はただひとつ、問題の( )はすべて受け答えできること、載せてある地図、資料・グラフなどを十二分に知り尽くし、覚えてしまうこと!

 夏休み明けのテスト対策に、また今後の地理の確かな学習に、間違いなくお役に立てる、トッポ先生渾身の問題集です。(なお前回作の「歴史」と併せたセットもご用意しました。)

 具体的問題イメージやその構成など、詳しい内容は説明ページをご覧くださればさいわいで