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 歴史の勉強方法について。
1、私は、年号と起こったことと人物が、あわないので、ゴロあわせみたいな覚え方(方法)を教えてください。
2、トッポ先生の、お勧めの参考書や、問題集があれば、教えてください。 

具体的にできるものでなければならない。2の参考書や問題集はこの際、やめておく。なぜなら、長年生徒を教えてきて、あまり今は役に立たない、と思うから。そこそこ知識が入ってから、プラスαとか覚えていることまだわかっていないことの確認としてするのはいいのだけど。

今は骨組みを作るべし、だね。つまり、1の勉強をすることを勧める。
ゴロあわせは、実はそう多くはないの。またその専門の本はあるのだけど、それを覚えることは予想以上に大変で、そのわりに効果はあまりないからやめておこう。

では、どうするか? 

歴史年表を自分で作ること。これが、一番効果があると思う。深く記憶に残る。

教科書の裏or資料集に年表があると思う。それを使う。B-4用紙2枚くらい必要かな? 帯年表を作成するの。3段階で、覚えてみよう。色を変えて書くこと。

まず、テストで出たような問題とか、とても大事だと思うものを書く。もちろん年代を入れて。各時代の中で、最低これだけはというものを書いて、それを最初から最後まで覚えることに精力を費やす。

それがができたら次は、その間の出来事などもう少し詳しいものを書き足していく。色を変えてね(最初が赤なら、2度目は青とか)。だから、スペースを開けて書くことが必要。それをまた時間をかけて覚えていく。

3度目は、残りの細かい部分、また漏れている必要な箇所を、色を変えて書き足していく。そして暗記。

計画して、第一段階をまず達成すること。年号の暗記での語呂合わせは自分で考える。例えば、1156年、直接数字で覚えるようにするのがいい。イイコロー保元の乱。1159年、イイゴクー平治の乱(平清盛、実権を握る)1392年、イザクニー南北朝の合一(足利義満)とか。1789年、イナヤクーフランス革命、日本ではその頃、1787年、イナヤナ寛政の改革(老中、松平定信)、てな調子。

年表は日本と世界を対比して、上と下に書くのがいいね。
どうするかは自分で考えて割り振り。とにかく大事なのは、時間をかけることと繰り返し! その反復する中で、また書く段取りや配置を思案する中で、次第に深く覚えていくことになるの。

その書いた紙は、目に映るところに貼っておくこと。朝、みたり、寝る前に覚えたり、少しの時間を利用して覚えるべし。

こんな感じで、まずは歴史の骨組みを作ることを勧める。