塾指導24年の経験と知識に基づくオリジナル問題集 by Toppo |
入試国語の実践演習 by Toppo | ||||||||||||
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■入試国語の実践演習 by Toppo問題集 中3生対象に入試国語の実践演習と攻略のために作った問題集ですが、中2生以上なら、ふだんの国語学習にまた実力対策にも利用はじゅうぶん可能だと考えています。 国語力がすでに相当ある生徒は除き、大半の生徒は、文章を読みとる時間にも手間取り、問題に対する答えかた(本文のなかでの捜し方や表現のしかたなど)にも不得要領な面がずいぶんあるのが実情でしょう。こうしたこそ、本人の紛れもない国語力であり、直してゆかねばならない深刻な課題であって、それは最終的に、過去問をたかだか4、5年やったというだけでは到底修正できるものでも身につくものでもありません。やはり、そこそこの量の問題に自分で直接あたり、こなし、また解答をよく参照し、こういう問いの答えはこうしたら見つかるのかとか、こうまとめて答えたらいいんだなとか、そうした知識や技法を、入試実践問題によって豊富に演習し、考え、掴み取っていくことが求められるでしょう。その具体的方策のひとつに、当問題集が仲間に入れることができればありがたい次第です。 |
勉強のしかた: 漢字や文法は別にして、現代文や古文などは、一問につきその所要時間は最大15分、短いのは10分以内でやるようにしてください。ふだんの国語の学習と異なりこうした入試問題で演習する勉強は、入試に臨んだ場合の問題の処理のしかた、その感覚を体で覚えるためにも、枠を設けることが、つまり時間を決めてその範囲内で解くことが、集中力をつけるためにも、また自分の足りないところに気づくためにも有効かと思います。 中3の受験生はとにかくあらゆるタイプの問題をどんどんこなし、できる限りやり遂げてみてください。最後のほうでは、どんな問題でも意外と苦痛なくできる感覚が持てれば、それは以前に較べ、ひとまわり力が増した国語力が身についたことになっているといえるでしょう。 以下の内容は、或る中3受験生に対するアドバイス。<ご参考まで> ======================= 「国語の問題集の使い方でなにかアドバイスとのことですが、ひと言でいえば、全部やってほしい、ということになるでしょうか。全部やればそのあとに、必ず残る或る感触に気づくはずです。 問題を読んで解くときの作法(?)というのかな、決まった約束事(それを次第に見つけていくのだけど)を守って解けばいいんだなとか、こういう問いはこことあそこを選び出し、次数制限のなかでまとめればいいんだなとか、そういうことがもう初めての問題文を読まなくともあらかじめわかっている状態に到達できれば(全部やれば、ほぼ到達できるはず)、自ずとその感触がわかるかと思います。 ○○県の出題傾向は詳しくはわからないので、自分である程度調節してほしいけれど、問題集のなかの「3.説明文 4.論説文 5.随筆文6.小説文 7.古文」だけは、公立入試までにすべてやり遂げてほしいと思う(もちろんすべてできることに越したことはないけれど)。 問題をするときの条件は、ただひとつ。それは、すべての記述問題(小問)に対し、自分なりの答を必ず書くということ。つまり、億劫がらず、避けることなく、ぶつかるということ。間違っていてもいい、見当はずれな答でもいい、また考えてもわからないと安直に飛ばすのではなく、とにかく自分の頭を使い手を使い、すべて記述すること。この努力(?)だけが、次に繋がるし、力をなんとしても上げるコツ。 あとは解答見て、赤で丸付け。間違いは消さず、横に赤ペンで直す。正解の場合も間違いの場合も、説明にじっくり目を通す(説明はできるだけダラダラ書かず、必要なことを簡明に述べているつもり。ただし、字がまずいんで、その点はご勘弁を)。 ======================= また中2生や時間に余裕がまだある生徒に書きますが、問題をするほかに、表現力をつけるため、文章(問題文)を写すことをぜひお勧めするといいますか、ご提案します。その理由はいずれメルマガで・・・。 |
問題集の内容イメージ
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