E-juku1st.Comの中学数・英問題集
  E-juku1st.Comの中学数・英問題集

 中学生の学習のしかた by Toppo
スマホトップページに戻る
中学生の学習のしかたに戻る
問題集ご利用者の声・お便り
問題集一覧 FAQ 問題集の価格 ご注文

§351 中3夏休み明け実力テストを英語で診ると<10問ともできる力を>

 この夏休みももうすこしで終わり。これまで勉強してきた成果はどのようなものであろうか―――。

塾に通ってきたのなら9月度にあるその模試で問われるだろうし、また自力で勉強してきた生徒も加え学校の夏休み明けの実力テストで、ひとつの結果は出るであろう。

 とくに中3生の場合、この2学期(or後期)は通常の定期テストのほか半ばに実力テストもまたあるだろうし、学校によっては2回も行われることもあるし、塾のテストも入れたらほんとに忙しい、テストの連続のような期間を迎えることになりますね。

 その出だしのテストでいい結果がでれば、気分もいいしその後の勉強にもメリハリのある活気と意欲が出てきそうだ。もちろん皆が皆このような状況を迎えるわけではなし、以前と変化がない生徒もいればなぜか成績が下がってしまう生徒もけっこういて、それぞれがその力にあった勉強をしてゆかねばならないというか、自己の適正な学力の評価と反省をもとに、5教科それぞれの課題と問題点をしっかり見つけ意識し、それを具体的に修正していく作業が欠かせないことになります。

 さてしかし、結果は出てからわかる場合もあれば、出る前からわかる場合もあり、とくに後者の一例をここで載せておきたいと思います。

 本来なら5教科すべてをチェックしたいところですがとてもそのよなことはメルマガでできるはずもなく、英語に限定します。それも全体の力を計ることはできません。ごく一部です。しかしそれでも、確実に、確実に3点から5点、マイナス点をふせぐことができるのなら、やる価値はあるのではないでしょうか?

 マイナス点をふせぐとは、理解はできていても実際にやってみると、いわゆるケアレスミスで失点してしまうケースがほんとにさまざまあり、それを予め埋めてなくしてしまうことでしょう。

 いったい生徒には、このケアレスミスという穴が英語にはいくらあるのか数えたことはありませんが、また生徒の学力と学年によってもまた数え方によってもその数は当然変化しますが、ざっと5,60個以上はあるでしょうか。

 それらの穴をすべて埋めておくのがふだんの学習というもので、またひとつの実力の正体でもあります。それをこの夏、1,2年の復習ということでどこまでほんとうに埋められたのか、学習したけれど実際には身についておらずまた落としてしまったのか、それを10個に絞ってテストすることにします。ただテストには傾向と対策というものがつねにありますが、この絞った10問は、かなりの高い確率で夏休み明けの実力テストで出題される性質のものであるかなと考えています。

 問題内容は、「文の書き換え」とします。制限時間は10問で「3分」です。
(下線の範囲を適当に印刷するなりしてご利用ください。)


――――――――――――――――――
<問い> < >内の指示通り、英文を書きかえなさい。(3分以内ですること)

1.Does Keiko sometimes help her mother in the kitchen ? <肯定文に>
   →
2.This (dictionary) is hers. <(  )を複数形に>
   →
3.Tom read the comic book in the living room.<疑問文に>
   →
4.There were some kinds of flowers in the garden.<否定文に>
   →
5.Are you busy this afternoon ? <未来形の表現にかえて>
   →
6.They must reach the hotel by five. <過去形に>
   →
7.Did Mary make those cakes ? <受動態に>
   →
8.My uncle bought me a nice watch.<ニ重目的語を入れ替えた文に>
   →
9.Mrs. Brown came to Japan two months ago and she is stil in Japan.
 <単文でほぼ同意に> (つまり、現在完了形の文に、ということ)
   →
10.This book is interesting. <5冊の中で一番おもしろい、という文に>
   →
――――――――――――――――――

 解答は下記です。

――――――――――――――――――
<解答> < >内の指示通り、英文を書きかえなさい。
1.Does Keiko sometimes help her mother in the kitchen ? <肯定文に>
   →Keiko sometimes helps her mother in the kitchen.
2.This (dictionary) is hers. <(  )を複数形に>
   →These dictionaries are hers.
3.Tom read the comic book in the living room.<疑問文に>
   →Did Tom read the comic book in the living room ?
4.There were some kinds of flowers in the garden.<否定文に>
   →There were not(weren't) any kinds of flowers in the garden.
5.Are you busy this afternoon ? <未来形の表現にかえて>
   →Will you be busy this afternoon ?
(あるいは)Are you gonig to be busy this afternoon ?
6.They must reach the hotel by five. <過去形に>
   →They had to reach the hotel by five. 
7.Did Mary make those cakes ? <受動態に>
   →Were those cakes made by Mary ?
8.My uncle bought me a nice watch.<ニ重目的語を入れ替えた文に>
   →Ny uncle bought a nice watch for me.
9.Mrs. Brown came to Japan two months ago and she is stil in Japan.
 <単文でほぼ同意に> (つまり、現在完了形の文に、ということ)
   →Mrs. Brown has been in Japan for two months.
10.This book is interesting. <5冊の中で一番おもしろい、という文に>
   →This book is the most interesting of the five. 

 <出題は主に、「中3英語実力テスト&入試対策問題集」の第2回から。>
――――――――――――――――――
 すべて基本の問題です。応用レベルの問題ではありません。これまで1年、2年、そして中3の1学期範囲までの文法内容がきちんとわかっているか、そしてその勉強をこの夏きっちり勉強してきたかを確かめる問題の1形式です。

 夏休み明けの英語の実力テストが返ってきてその結果が、93,4点以上取れている生徒は、この種の問題はすべて、難なくできているでしょう。それに対し、たとえば82点だった生徒は、このなかの間違いを必ずしているだろうし、6,7割しかとれなかった生徒はもっと間違いを行っている。

 10問用意したが、7,8問できていればいいという問題ではない。1問も間違いをしてはならない問題なのである。なぜなら、基礎だから。

 基礎はすべて「できる」にしておくのが、まずこの夏までの最大の課題であろう。ケアレスミスだった、とテストが返却されたあとになって気づくようでは、今後も懲りずにまだまだしでかすだろう。この問題でよくよく反省して、自分のケアレスミスに歯止めをかけてほしいものである。

 さて、すこしだけですが問題解説をしておきます。

 ミスが出るのは、1番から5番までと7番、9番の7問である。6番、8番、10番は文法知識がきちんとあるかどうかの問題にすぎない。

1.Does Keiko sometimes help her mother in the kitchen ? <肯定文に>
   →Keiko sometimes helps her mother in the kitchen.

 3単現のsがきちんとつくかどうかの問題。sometimesを入れて、あえてミスを誘発している。入れないと正答率は70%ほどで、入れると50%ぐらいに下がるかな・・・。

2.This (dictionary) is hers. <(  )を複数形に>
   →These dictionaries are hers.

 これも1同様中1文法。こんな基礎は省きたかったが、念のため入れた。

3.Tom read the comic book in the living room.<疑問文に>
   →Did Tom read the comic book in the living room ?

 もう典型的なテスト問題。文は必ず主語から入るものだが、Tomは3人称単数。readにsがついていないだから、過去形のread(レッド)という判断。よって過去形の疑問文にするのは基本。

4.There were some kinds of flowers in the garden.<否定文に>
   →There were not(weren't) any kinds of flowers in the garden.

 肯定文のsomeは、疑問文と否定文ではanyに転換。もういままでに何度も間違えた生徒がいるだろうが、中3のこの時期になってまだミスをするようでは救われない。自分の力で自分を救ってください。

5.Are you busy this afternoon ? <未来形の表現にかえて>
   →Will you be busy this afternoon ?
(あるいは)Are you gonig to be busy this afternoon ?

 一番ミスをするのが、この問題か? beが抜けた文を書いている。ふつう、文には動詞(一般動詞かbe動詞)があるはずだけど、それがないを不思議に思わないのだろうか? busyは形容詞で、動詞ではないけれど。

6.They must reach the hotel by five. <過去形に>
   →They had to reach the hotel by five. 

 mustの助動詞には過去形がない。mustの言い換えのhave toの過去形had toを用いる。この問題と関連してだけど、will have to〜, will be able to〜の知識も大丈夫だろうね。

7.Did Mary make those cakes ? <受動態に>
   →Were those cakes made by Mary ?

 受動態への文の転換問題は、まずほとんど出るであろう。その場合の問題パターンは3つがある。一番ミスが出ない肯定文。次に、下記の文のような「英語が話されいる」といった問題。inのあとの国名を主語に持ってくる生徒がいるから注意。

 They speak English in New Zealand.
   →English is spoken in New Zealand.(by themは省略)

 否定文はまず出ない。出るのは疑問文の形の受動態転換。それも下記例よりも、目的語が複数形になっている7番の問題が正答率が低くなるから、しっかり慎重に書くことが大切。

 Did Mary make this cake ? <受動態に>
  →Was this cake made by Mary ?

8.My uncle bought me a nice watch.<ニ重目的語を入れ替えた文に>
   →Ny uncle bought a nice watch for me.

 give,send,tell,show,lend,teachなどは、前置詞to。make,buyの2語はfor。完全暗記ですね。

9.Mrs. Brown came to Japan two months ago and she is stil in Japan.
 <単文でほぼ同意に> (つまり、現在完了形の文に、ということ)
   →Mrs. Brown has been in Japan for two months.

 間違い例でとても多いのは、前の動詞のcameをcomeにして書く生徒。前置詞の使い方からもういろんな間違いがある。誤りを知らなくてもいい、とにかく正しい文をきっちり覚えることだ。訳は、直訳として「ブラウンさんは2ヶ月間日本にいる」と、意訳「ブラウンさんは日本に来て、2か月になる」も知っ
ておく。

10.This book is interesting. <5冊の中で一番おもしろい、という文に>
   →This book is the most interesting of the five. 

 最上級の文の基本。inかofかの区別もできること。


 以上です。では実力テスト、がんばってください。