中1英語の学習の進め方 by Toppo     戻る
1.Be 動詞<続><NO.22〜38>
 9回目と10回目ー NO.22〜NO.27の6枚 <文法Pt.NO.7・8>

学習内容は「冠詞(a/an/the)、疑問詞who、2度目は代名詞転換、疑問文に対する答え方
 (代名詞転換の演習)」です。
 疑問文に対する答え方、つまり英問英答の問題は、非常に大切なルール。これがきちんと頭
に入っていない生徒は、中1で公立中学生の場合、半数ではきかなく8割ぐらいに上るだろう。
塾に通っていても、きちんと教わらなかったり、本人の勉強不足だったり、また学校での説明の
しかたと演習も足りなかったりと、まさにぽっかり大きく穴があいてしまう文法の箇所といえる。

 その症状は、さっぱりわかっていない生徒から、なんとなくはわかっている、わかっているつも
りだけど正確に見ると極めて曖昧な状態、またそこそこ英語できていても完全にはそのルール
を理解できていない生徒など、既にこの段階で、いろいろに別れます。しかし、これらのいずれも、
実力的には不安定、その後の学習の中でさらに混乱をきたすか、中途半端な学力しか形成され
ないことは、火を見るより明らか。

 厳しくいうと10人中8人が、早くもここで脱落する可能性を秘めているのだから、ほんとに用心し
て、勉強を進めること。塾なんかでも、相当に念入りに生徒に教えても、理解はするがいざ自分
でするとなると、すぐに間違うわ、時間が経つと忘れるわ、ケアレスミスはするわ、ほとほと繰り
返し訓練しないと、そして時間をかけないと、正しくはできるようにはならない。

 ポイントは、「主語を見ること!(その人称と単・複)」 これに尽きるんだけど、それがどう
にもわかるまで、時間がかかる。しかし、決して難しくはない! ただ、基本の学習ができれば。

学習のポイントと注意点、課題
◎9回目;Pt.NO.22〜24(文法ノート音読・問題演習・ノート直し)
・定冠詞theの使い方を知る。「その」を訳すべきときと、別に訳さなくてもいいときがある。以後の
勉強のなかでも考えていくこと。
・疑問詞who を覚える。また職業を訊ねるときは、whatを用いることも。
・NO.22の<Q.70>名詞や代名詞を、1語の代名詞で言い換える訓練。重要。
・設問の主語が名詞で人の場合、答の主語は、he/she/theyなどへの転換、また名詞で物の場
合、単数ならit、複数ならtheyへ転換。これらがわかるためには、文法ノートを繰り返し読む訓練
(基礎になる当然の訓練)と、右側の文法説明を何度も読んで理解することが必要。
 その上で、プリント演習をすること。当たり前のことなんだけど、この当たり前の基本がともする
とお留守になる生徒がいるから、その結果、できなかったり、ミスをするのは自分で原因を作って
いるので、そんなことはないように。
・設問の主語は必ず1語だとは限らないので、2語や3語の場合もあるから、それを正しくつかむこ
と。現実はひどいものがあるから、つまり半数以上の生徒は、この主語がつかめていないから、
完全にわかるまで手間暇をかけること。

◎10回目;Pt.NO.25〜27(問題演習・ノート直し・確認テスト)
・主語が複数なら、そのあとの名詞も複数(be 動詞の場合)。
・問題文の主語を1語の代名詞にする場合(この問題形式は少ないが)と、疑問文に対し、その答
を代名詞に転換するのとは、意味が違うことを理解しなければならない。
・NO.26もNO.27も手応えのある問題が多いので、しっかり勉強してください。

・確認テストで英文を自力で書き、ミスを直し、右余白をすべて使って暗記する。次回の勉強の最
初にテストをして、その覚えている力を知る。できないところはまた、ノート作業で覚える。


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